「くくっ…。」
笑みがこぼれた、その理由はそう難しくない。
もっとも脅威であったはずの首元に突き立てられていた凶器、少なくともそれが身体からは離れた。
男の口から出た予備はある、という言葉が事実であったとしても数秒までよりはずっと危険度は下がっていると言える。
このまま従えばろくなことにならないのは自明の理。
しかし、女は動かなかった。
動けなかったのかもしれない、が、男にとってはどちらでもいい。
その場に大人しくしていることが、理性的な判断か恐怖に竦んで動けなかったのか。
この一瞬で逃げ出さなかったこと、必死に抵抗を見せなかったことで、男にとって都合の良いシナリオの7割は成り立ってくれる。
ここで抵抗していれば何か変わったかもしれない。
元から女を傷つけるつもりはなかったのだから。
「じっとしていろと言っているだろ…?もっと血を流したいのか…?」
男の手にはもうナイフはない。
しかし、ここに竦んでいる時点でその言葉には相応の威力があることを物語っている。
ボタンがすべて外れたブラウス、はだければなんと心もとない衣服か。
少し強引にスカートに納まった裾を引っ張り出せば、ひらひらと揺れ、ブラ越しの胸元など隠す気もない様。
鷲掴みながら強くこね回す。
乱暴に見えるがその実、痛い、と思わせるようなアプローチはない。
あくまでその膨らみへの愛撫の過程で、同時に女の拘束を続けなければいけないから。
その場に留まらせるための静止と愛撫が両立しているような責め。
大きな手が、その太くごつい五指が沈む。
ぐっと強くブラカップを引き下げれば零れる膨らみ。
執拗に擦りつけた突起を指の間に挟みながら、柔い感触を堪能する。
「無理矢理刺激されても…勃起するもんだな…?先生の乳首は…。」
煽るような言葉を掛けながら、くっと指先を曲げると、ピンっと不意打つように勃起した乳首を脇からはじく。
そんな拘束と愛撫が織り交ざった行為の中で、女の身体を上下させ、少し屈むようにして男の腰が宛がわれると、勃起した肉棒が隠れる股間のふくらみが少しずつ尻側のスカートの裾を持ち上げ始めていた。
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