自分の今の状況をわざわざ言葉にされると、余計に濡れてしまうのが分かった。
仕事が終わったらそのままの格好で、というLINEに短く返信をする。
「分かりました」
手につかないまま一日を何とか終えようとする頃、またLINEが届いた。
確認して、直ぐに返信する。
「18時過ぎになるかと思います」
そう返信し、少しして終業時間になる。
比較的残業等は無い職場だが、今日は残業など例えあったとしても手につかなかっただろう。
職場を出て、真っ直ぐ帰宅する。
一度自分の部屋へ荷物だけ置くと、指示通りそのままの格好で直ぐに隣へ。
LINEにあった通りドアノブに掛けられている袋を確認すると、中には首輪が入っていた。
これまでSMサイト等で何度も見て、密かな憧れを抱いてきた首輪。
しかも、名前まで書かれている。
牝犬…その文字に、今までに感じたことの無いほどの欲情を覚えた。
これは脅されているから…と自分に言い訳するように、周りを確認して袋から取り出し、素早くその場で身に付ける。
ひんやりと冷たい感触にため息が漏れる。
意を決して、インターホンを押す。
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