「やっと入居日だ…、目を付けてたんだよな…。
思った以上に可愛らしい子で良かった…、その為に前の住人を追い出したんだから…。」
さらの引っ越し当日。
隣人である男は、待っていましたと言わんばかりに荷物の搬入を行っている様子をちらちらと眺めながらそんな言葉を口にしていた。
長年かけて築き上げた覗き穴も、覗く相手がいなければ意味がない。
不細工であれ、スタイルに問題があれ、まだ女ならいい。
今までのように男が住んでいるなんてことは論外だ。
やっとの思いでその男を追い出すことに成功し、念願の女の引っ越しが叶った。
それも今回は当たりと言える見た目だ。
心を躍らせないわけがない。
「さてっと…。
まずは荷解きだろう…、それよりも先にちゃんと根回ししておかないとな…。」
管理人らしい管理人もいないアパート。
装ってアプローチすることはもはや容易い。
カラン、とわざとらしくドアポストに差し込んだ回覧板…のような物。
にお知らせを挟んでの投函だ。
『新規入居者様へのご案内。
この度はご入居ありがとうございます。
ライフラインのご契約に縛りはございませんので、お好きな会社でご契約ください。
なお、経年劣化の都合及び避難経路確保のため、下記の場所には家具や仕切りなどの設置はご遠慮ください。』
連絡先も何も書かれていないお知らせ。
最も避けなければいけないのは「覗き穴が何かで塞がれる」こと。
それだけは是が非でも避けなければ、そうして考えたのがお知らせ。
といっても、それだけを記すと怪しい。
そこでライフラインの案内を兼ねたのだった。
「ふぅ…、これで少し様子を見るとするか…?
覗き穴もよく見ればバレてしまうのが多いからな…。
あまり神経過敏な女だと困るわけだが…。」
先ずは様子見、とばかりにリビングに通ずる覗き穴にそっと視線を向けて。
(今のところは大丈夫そうだな…。
ちゃんとお知らせを読むタイプの真面目な子だといいんだが…。
それも、覗かれている可能性なんて考えたこともないような鈍感な子だと、なおいい…。)
くるん、くるんと指先で回るリングの先にぶら下がった鍵…。
それは男の部屋のモノではなく、空き家になっているタイミングで上手くこしらえた女の部屋の鍵だった。
今どきはもうほとんど見かけなくなった避難用の通路の兼ね合いで、ベランダから上手くすれば女の部屋側にもわたれる。 さらには完全に死角になるその位置は、誰かに気づかれる心配もない。
女の生活習慣、リズムを知れば覗ける、忍び込める、何でもできるそんな状況をすでに作り上げていた。
「たまらないねぇ…。
一番見られたくないのは何かな…?
どんな生活をするんだい…?
どんな性癖を持っているのかな…?
楽しみだよ…、本当にね…。」
昂る興奮を抑えながらも既に怒張した股間をズボン越しに握りしめながら。
【ありがとうございます。
じっくりとした描写が続くと思いますが、長く楽しめればと思っています。
やりづらい、物足りないは言ってもらえると助かります
もしどうしても続けられなくなった場合は、一言頂くかスレ事削除頂けると助かります。
待ってていいのかどうかわからなくなってしまうので。】
※元投稿はこちら >>