ママが逃げるようにおばあちゃんの家に戻ってすぐにうちは家に帰って来た。
叔父さんは少し興奮しているようだ。
「ただいま・・・」
「お帰り、やよいちゃん・・・学校はどうやった?
ママさっき帰ったで・・・」
「ふうん・・・」
(やっぱりさっきのはママ?・・・)
叔父さんとなんかあったんかなあ・・・。
気が強いママ・・・叔父さんはずっと言われっぱなし・・・。
そんな二人が立場が逆転していたとはうちは思わんかった。
うちはそれより、ママが居ない間に叔父さんにお願いをしてみようと思っていた。
それは、スマホだった。
友達はみんな持っている、だけど、ママはまだ早いと言って買ってくれない。
もしかしたら、叔父さんが買ってくれないかな・・・。
そう思って媚びてみる事にしたのだ。
「おっちゃん・・・うち、スマホこうて欲しいねん・・・
みんな持ってるやで・・・そやのに、ママこうてくれへんねん・・・
おっちゃんの事ママに言わへんからこうてくれへん?」
自分では叔父さんに援助してもらえる算段だったのだが・・・。
うちの目論見は決め手にはならんかった。
「そうなんか、ママケチやな・・・おっちゃんがこうたろう・・・
そやけど、おっちゃんの条件も聞いてや・・・」
(姉ちゃんがもう、何も抵抗出来へんの知らんと・・・ふふ・・・もっと思い通りに
したろか・・・やよい・・・)
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