それはいいんだけど…どうしたの?
おじさんから会いたいだなんて…
もしかして…まみの制服姿…見たかった?
(クルリと一回転します。スカートが風をはらみ、フワッとなびくと太腿が足の付け根あたりまで見えてしまいます。もう少しで下着が…おじさんが思わず目を止めてしまい…まみはそれに気づくとスカートを押さえて)
…いま見たでしょ?…えっち!
(照れ隠しでべえっ!と舌を出して笑います)
〈ふしぎ…ついこの間までは、この制服なんて着たくなかったのに…今はこうしてても平気。
…いつか…そんな事もあったって…笑える日がくるのかな?〉
(歩道のブロックに乗りバランスをとって歩くまみの隣りで歩くおじさん。そこに通りすがりですが男性が凄い勢いで走ってきます)
ぅぁっ…
(ビクッ!と怯えて小さく悲鳴をあげ、ブロックから足を踏み外します。とっさにおじさんに抱き抱えられて無事で済みました。男の人はそのまま走り去り駅の階段を駆け上がっていき…)
…はぁ…はぁ…はぁ…
(おじさんの胸の中で目を開いたまま肩で息をします。
…だめだ…まだ…全然平気じゃない…でも…この中は…平気…
突然のトラウマのフラッシュバック。呼吸が荒くなり、目の前が急速に狭くなり、まみは力無く崩れ落ちるのでした…)
【なんかね…この先の事わかってるんだけど、その過程をこうしてまみちゃんとして追っていくと、すっごくキュンキュンしてます。今回おじさんが優しくてすっごく慎重で…でもその裏では何してるの?というのも気になるし…久保さん、そういう気持ち引き出すの上手…】
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