段々と起きくなる胡々希の嬌声
「(心の声:井ノ上さん、極まって来るとこんな声出すんだな…いつか俺の力(技の意味)でこんな声を出させてみたいもんだけど……いかんそんな場合じゃないっての……それに取ってやりたいのは山々だけど、道徳的にあれだし…)
目黒外行って、米倉さんとやらを急いで呼んできてくれ。彼女に身体に付いてる道具取って貰おう。
それと彼女が来たら俺も行って、黒木に鍵の在り処問い詰めるから。」
目黒「分かりました直ぐに……(心の声:ああ……このまま手を伸ばせば柔肌に…だめだ彼女は社長の思い人、大恩ある社長を裏切るわけには。ってこんなこと考えるってことは、俺の女性不信は…)」
そんなことを考えながら玄関に駆け出す目黒、玄関扉を開けて、
目黒「米倉さんでしたっけ。社長が井ノ上さんに付いてあげてくれと。」
玄関扉を押さえながら叫ぶ目黒、それに応え米倉が「分かりました。」と黒木の傍を離れて、室内に駆け寄る。
その背中に向けて、
黒木「早く行ってあげなさい、米倉さん。彼女上玉でしょ、貴女の世界に引き込みたいでしょ(笑)」
米倉「貴女って最低な女ね。。どうしてこんな女のこと私は、友達とか思ってたんだろ。」
そう言いながら、目黒の脇をすり抜けて、室内に飛び込む米倉。
その米倉に、
目黒「井ノ上さんの身体に付いてる道具、一刻も早く取ってあげてください。私たちが手を伸ばすわけには……」
米倉「分かりました。任せてください。井ノ上さん大丈夫?すぐ行きますからね。」
部屋に飛び込んできた米倉に
「あとはお任せします。一刻も早く体に付いてる道具を取ってあげてください。それと貴女のことは今度ゆっくりと聞かせてもらいますので。井ノ上さんもうちょっと待ってて、直ぐに黒木から鍵の在り処聞き出してくるから。」
そう言って部屋を出る亮平。
嬌声を上げ続け息も絶え絶えな胡々希に、その言葉が届いているかどうかは分からなかった。
玄関を出て黒木に近づく亮平。
目黒は玄関ドアを押さえたままでいる。
「目黒、玄関は閉めちゃっていいよ。インターホンを押せば今度は米倉さんが鍵開けてくれるだろうから。」
手すりに繋がれている黒木に
「おい、黒木お前なんてことしでかしてくれたんだ。お前の処分は会長に相談してからと思っていたが…その前に手錠と足枷の鍵の在り処を言え。素直に言えば処分多少甘くなるかもだぞ。」
黒木「ふん、言うもんですか……それより社長、まあ目黒もだけど、あの娘の裸見てどうでした?綺麗で綺麗で犯したくなったでしょう(笑)男ってああいう娘好きですもんね、ぶちこみたくなったでしょ?」
「そんな話しどうでもいい。そうか言わないか。じゃあ、黒木お前もずっとこのままだな。目黒、悪いけどDIYストア行って、デカニッパ買ってきてくれ。それで切って外そう。」
目黒「分かりました。」
「黒木お前のは外さないからな。お前はずっとこのまま。食事もとることもできず、排せつは垂れ流しでシャワーを浴びることもできない。一日二日経てばさぞかし魅力的に(笑)」
黒木「………う、嘘よね…じょ、冗談でしょ…」
目黒「社長では行ってきます」
「ああ、悪いけどよろしく頼む。領収書も貰って来てくれ。」
目黒がエレベーターの方に歩み始める。
頑なに黙っていた黒木だったが、目黒がエレベーターに近づくにつれ息があがりはじめついには
黒木「ま、待って……言う言いますから待って…」
早口で鍵の在り処を話す黒木、亮平はそれを室内の米倉にインターホンで伝える。
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