後ろから声を掛けられ振り返ると男性2名
「(おじさん?天国?この人たち何言ってるの?)
あの…、後ろにいる彼を見ても言えます?」
女性ふたりを振り切って来た亮平に笑顔をむけながら。
「お2人、本当に彼をおじさんと言えますか?
(亮平さん)ジャケット脱いでくれますか?」
亮平がジャケットを脱ぐと均整が取れている体型。
マッチョ過ぎでもなく細くもなく、ただ誰が見ても“いい体型”
筋肉も程よく、背も高い、着ているものも清潔感溢れてスマートなこの人に太刀打ちする気でいるのか。
ううん、私が好きな人の代わりになれないのになぜこの人たちもだけどナンパするんだろう?
「(亮平さん)すみません、私が心許ないんでしょうが言うときははっきり言いますよ?
体型や顔だけで判断したわけではないです、心が強いんです。」
見ず知らずの人の前ではっきりきっぱりと亮平を好きになった、好きにならざるを得なかった理由を話すと顔を真っ赤にし化粧室に逃げ込む。
「滅茶苦茶、顔赤い…、リップ直したかったけど潤いだけのにしよう。」
色のない保湿のリップをし髪の毛を整え化粧室を出ると亮平に絡んでいた女性ふたりがまた絡んでいた。
−−−佐久間スポーツジム−−−
深澤は示談書のことを知らなかった、胡々希は勿論、渡辺自身も示談書の事は誰にも話していない。
「〇〇大学の渡辺と言う者で地元の企業に就職して結構稼いでいて…。
あっ、勿論…(何て言う、俺?)付き合いがあってのことで…距離が出来て悩んでいてみたい?」
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