「手枷足枷や縄はマゾ奴隷の自由を奪うし、普通に嫌がっても被虐の悦びに浸っているのかどうか判断つかないでしょ?
だから、使う前に必ずプレイを中断するためのセーフワードを決めておくの
マンガキャラみたいなプレイと関係しない言葉を選んだりするものだけど、今回は『トコロテン』にしておきましょう」
「グッズを使うかどうかに関わらず、アナルの中って直腸、内蔵だから細心の注意が必要よ
SMって本当に危ないものだから、それはきちんと心得ていてね」
グッズの説明をしながら、注意すべきこともきちんと伝える
それはただ楽しいだけのものであるのだから、責められる者としては当然だった
「使う、よね、やっぱり」
ひと通り説明を終えた後、海斗くんがそれらのいくつかを手に取るのを見つめる私
自分で道具を並べておいて、かすかに表情を曇らせる
SMの経験がないのなら、縄などをすぐ手に取るようでは不安がある
そのなかで、手枷という簡単な拘束具と、電マというそこそこセックス経験があるなら使ったこともあるだろう道具を手にしたこと、それを何度か空回しして調子を確認していることに安堵した
「いい?
私が『トコロテン』って言ったらプレイは中断よ
これは絶対だからね」
両手を後手に拘束され、注意点を繰り返す
海斗くんもそれに納得して首を縦に振りながら電マを黒いパンツにあてがう
するとそれに反応して私の両脚が爪先までピンと伸びる
「アアアッ!上手だわぁ
海斗くんって、やっぱり女性経験は豊富なのね
こんなに電マをうまく使えるなんてぇ
アアア、水希のクリトリス、いやらしく勃起してしまいましたぁ
アア、それイイ!ああぁ!!」
電マは、慣れていない男性が使うとただグリグリと力強く押しつけるパターンが多い
慣れているつもりでも、ひとりよがりで同じことをする男性も少なくない
それを、触れるか触れないかのギリギリで維持し、長時間しっかり愛撫する海斗くんに、しっかりとした経験と女性への観察眼を感じた
この子なら、ちゃんと自分を可愛がって責めてくれる
まだ序盤だけれど、不思議とこの年下の子に信頼感が感じられ、素直に喘ぐことができた
「海斗くん、見てぇ
水希のクリトリス感じすぎて、もうパンツがビショビショなのぉ
気持ちいいわ、アアア!」
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