男子生徒は普段から美香をいやらしい目で見ていた分、違和感に気づくのも早かった。
ブラウスから透けて見える異様に細いブラ線と、ブラウスから微かに浮き出た突起を舐めるように見つめる。
(佐久間さん、いつもより落ち着きがないというか…何かエロく見えるな)
男子生徒にこれ以上美香を問い詰める勇気はなかったが、授業中、ずっといやらしい視線を送っていた。
1限目が終わり、休み時間に入る。
クラスメイトの雑談の中に、チラチラと教室の臭いに付いて話題に上がって来るのが美香の耳に入ってくる。
いつもより美香の方を見てくる男子が多いような気がして、男子の視線を感じる度に美香の乳首を疼かせた。
そして2限目の数学。
「何か今日は…教室が臭くないですか?」
俺は何も知らぬフリをしながら生徒に問いかけると、何人かの生徒が頷く。
「換気しましょう。窓の近くの人達は窓を開けてください。今日は風が強いので、プリントが飛ばされないように気をつけて」
美香を含め、窓際に座っている生徒たちに窓を開けさせる。
吹き込む風でスカートが揺れ、美香の羞恥を煽ってくる。
制服の中は恥ずかしい格好をさせられているせいで、いつもより過剰に反応してしまうのだった。
「今日は、前回の問題の続きから解いていきましょう」
黒板にヒントとなる数式を書いていき、生徒に教室の前に出て黒板で解かせるスタイルで授業を進めていた。
「佐久間さん、前に出て問題を解いてください。分からないところがあればヒントを出しますから、頑張って最後まで解いてみましょう」
にこやかな表情で佐久間を前に呼び出す。
その笑顔の裏に隠された秘密を、美香以外の生徒は知る由もなかった。
クラスメイト達の視線が、美香へと一斉に集まってくる。
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