近藤先生の言葉を聞いて驚愕していた。
主人ならもうとっくに射精してもおかしくない時間だった。
それ故に自分自身、本当の絶頂を経験した事がなかった。
それでも愛する主人が満足してくれるなら…
セックスで満足する為に結婚をしたわけではない。
それ以外で主人からの愛を感じていたし、それで幸せだった。
だった…が…
この男は私の全身を愛撫し性感帯を開発してきた。
しかもこんな短時間で…
(まだ…射精しないの?このままじゃ…でも…負けるわけにはいかない…主人以外の人に中でイカされるなんて…)
そんな決意さえ打ち砕くように敏感になった乳首をタイミングよく撫でられた。
「はぁぁぁん…アンッ…」
思わず背中を仰け反らせ甘い声を上げてしまった。
自分の声に驚き慌てて唇を噛みしめる。
(こ、こうなったら近藤先生が射精するまで我慢するしか…)
近藤先生はさらに言葉でも責めて来る。
Gスポットと乳首を刺激され、絶頂が近付くと刺激が弱まる。
イキそうでイケない状態にもどかしさを感じる。
(このまま…イケは楽になる…)
ふと、そんな言葉が頭をよぎる。
それを打ち消すように近藤先生からの言葉…
「イカせて下さい…」とお願いしろ。と。
(だ、誰が…あなたなんかに…お願いするもんですか…)
再び気持ちを奮い立たせるも近藤先生の責めに徐々に絶頂を抑えられなくなる。
(あなた…助けて…このままじゃ…好きでもない男に…)
いつまで経っても射精してくる様子のない近藤先生に…遂に…身体は負けてしまい…
「こ、近藤先生…アンッ…アンッ…もう…ダメッ……あ、あの…アンッ…アンッ…い…い…アンッ…」
由美が言う間も強弱を繰り返してくる。
そして遂に何かが弾けたように屈辱の言葉を口にしてしまった。
「お願い…します…アンッ…イカ…せて…下さい…」
と、弱い声でお願いしてしまった。
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