毅然とした態度で資料室を去ろうとしたが、年の割に力強い近藤先生に腕を掴まれ引き戻されてしまう。
「ちょ、ちょっと…何を…」
掴まれた腕を振りほどき逃げようとするも、なかなか振り切る事も出来ず、あっという間に扉から離されてしまう。
そして近藤先生は自分勝手な正論を説き始めた。
だが、確かに教育委員会に訴えれば2人の行為が露呈される。
近藤先生を処分させる為に…女子高生の痴態が多くの大人に晒されるかも知れない。
すると部屋の奥まで連れて行かれてしまった。
後ろから逃げられないように抱きつかれ、目の前でスマホの動画が再生される。
初めて見る他人の性行為。
しかも激しく快感に溺れる美香が映し出されていた。
(こんなに…)
主人との行為でこんな声を上げる程感じた事はない。
とても演技とは思えない彼女の姿に興奮を覚えた。が、それだけに今のうちにやめさせる必要があった。
(この男から離さないと…)
そんな最中…近藤先生は後ろから由美の身体をまさぐり始めている。
足を開かせお尻を遠慮なく撫でてくる。
さらに身体を密着させ、あろうことか股間を押し付けて来ている。
由美が動画に気を取られていると手はゆっくりとブラウスの上から胸に向かって来ていた。
由美は我に返り、ピシッ。と、近藤先生の手を叩いた。
「近藤先生。バカにしないで下さい。佐久間さんの身代わりにはなりません。それから…彼女を守りながら近藤先生を処分出来る方法を考えます。それでは今度こそ失礼します…私に近付いたら大声を上げますからね」
正面から近藤先生を睨みつけ、再び背中を向けて立ち去ろうとした。
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