後先も考えないで欲望に負ける様に事は進んでいく。
最初は乗り気だった慎一さんはここに来て何か私に疑いを
持ち始めた様だった。
私が今夜にはそちらに行けるので、早速代わって片付ければ
良いと言ったが、明日にすると言い出したからだ。
私は思った以上に不審がられている事を悟った。
そんな気持ちをメールで公平さんに送る。
そして引越しに向けて荷物を片付ける。
プレイ道具など持って歩けるはずも無く、置いていかなけらばならない。
目に付くところに置いていけないのだ。
本格的な引越しは改めて予定している。
子供達も幼稚園や保育所に手続きもある・・・。
まずは落ち着いてから・・・。
いや、どちらかと言えばそうする事で時間を稼げる・・・。
もちろん公平さんとの時間だ・・・。
そして最低限の荷物を持って実家に向かった。
実家では慎一さんも子供達も久しぶりの対面に込み上げるモノも
あったが、それより公平さんが目の前に居ることが嬉しかった。
でも、流石に玩具をいつもの様に使ってはいられない。
※元投稿はこちら >>