まるで飼犬が飼主の姿に喜ぶ様に慎一さんの傍に映り込む
公平さんの姿にゾクっとする私・・・。
既に条件反射で公平さんの仕草で何をしろと言う事がわかる。
顔は平然を装ってカメラに映り込まないところで慎一さんが
想像も出来ない痴態を晒していたのだ。
公平さんは慎一さんを高待遇で雇い入れてくれると言っている。
慎一さんも乗り気で筋書き通りに事は進みそうだ。
私の転職先も上手くいきそう・・・。
思っていたより早く公平さんに逢えると思うとワクワクする。
しかし、慎一さんは私の変化に少しと戸惑っている様だ。
明日にでも私と交代で自分も退職の意向を伝えてくると言うのだ。
本来ならば一月は退職出来ない、私は夫の両親を介護しなければならない
とほぼ無理矢理退職し転職する訳だが、慎一さんはそんなに早く退職出来るのかな。
どうなるか判らないが、新しい展開に身悶えた・・・。
(公平さん、おはようございます。
お話変じゃないですよ・・・慎一さんの心境にも触れていて
良い感じだと思います。
慎一さんの役もお願い出来たら嬉しいです。
さあ、今日も頑張りましょう！)
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