薄暗い廊下をアレクの腕にしがみつき、ソロソロと歩き続ける。
アレクは1秒も早くサリーナを犯したい気持ちと、サリーナは新たな儀式に緊張による、二つの意味で心臓が高鳴っていた。
これから行われることに意味を正しく知らず、最後に知る女の幸せということと、より効率的なザーメンミルクの摂取ということくらいでしか認識していない。
自室に入ると、また甘ったるい香が炊かれており、思考が霞がかかるようにほんのり霞む。
ベッドに押し倒されると、じっとお互い見つめ合い、そっと唇が重なった。
「ちゅっ、んっ、ぁむっ、ちゅっ、アレク…っ、ぁ、ちゅっ」
お互いに舌を開き、唾液を送り合う。
サリーナは積極的に舌を絡ませながら、アレクの背中に手を回して抱きつき、アレクはサリーナのドレスを脱がせる。
儀式のため、宝石をあしらったドレスに身を包んでいたが、すぐに行為に移れるようなワンピースに近い代物。
慣れているアレクには、キスの片手間にも脱がせることができるようなものだった。
「はぁっ、ぁっ、ああんっ、んっ、ひゃぁっ、ぁんっ!」
やがてアレクの唇は首筋から、ゆっくりと下降し始める。
身体の性感はしっかりと開発されており、唇が吸い付くたびに大袈裟に身体を捩らせ、甘い吐息を漏らす。
そして、それが演技ではないことが、股の付け根の洪水具合が物語る。
痛いくらいに勃起したペニスが割れ目に擦り付けられ、クリトリスが亀頭に押しつぶされる。
鈴口が膣口にあてがわれ、ゆっくり沈みかけた瞬間、
「やぁっ、やっ、ちょっと待って…っ!!やっぱり少し怖いです…っ」
大股を広げ、ペニスを受け入れる体制になってもなお、未体験の行為に恐怖し、中断を申し入れる。
ふーっ、ふーっ、と深い深呼吸により、少しずつ落ち着きを取り戻す。
張りがある瑞々しい胸が揺れながら上下しているのを見つつ、ペニスが膣にあてがわれたままの過ごす10数秒は、もはやアレクにとって拷問だった。
「ふぅ、ふぅ…っ、アレク…っ、が、頑張ってみます…っ!」
その声と同時に、待っていたと言わんばかりにペニスが入り込んでくる。
もはや溢れ出ている愛液により、簡単に挿入が完了し、ブチッと体内で肉が千切れるような音が響き、筋が切れたような強い痛みに襲われた。
「ぃっ、イっ、痛…っ、痛い…ッ!!ぅ、ちょっ、と…っ、こ、このまま…っ!」
破瓜の痛みに顔を歪ませ、涙を滲ませる。
寝たきりで箱入り娘のサリーナにとっては人生でいちばんの痛みと言っても過言ではなく、ギュッとシーツを握り締め、痛みに悶えていた。
純白のシーツに鮮血が垂れ、ジンジンと股が痛む。
優しい声色のアレクが声をかけ、稚児をあやすように頭を撫でながら落ち着かせた。
ギュウギュウに締め付けながら蠢くアナルとは異なり、キツく締め付ける一方で、スライムが絡みつくようにペニスを包み込む膣穴。
澄ました顔でお上品にしていたサリーナがメスであることを再認識させるような膣だった。
※元投稿はこちら >>