「カチッ…カチッ…」
「私のことは、権蔵、ではなく、ちゃんと権蔵先生、と呼んでくださいね、わかりましたね、莉奈」
「カチッ…カチッ…」
「権蔵…先生…権蔵…先生…」
(深い催眠状態で洗脳するかの様に音と言葉で植付けられていく…
日々見せられているDVDにも各所に同じ音が散りばめられており…)
「わかりました…」
(自ら捲り上げたスカートを下ろし…開けたブラウスを元に戻すと…
フラフラしながら元いた席に戻り座り込むとそのままぐったりと眠ってしまう…)
………………
「一瀬さん、起きてください。もう辺りも暗くなってきたので下校する時間ですよぉ」
(脳内に響く権蔵の声に)
「んん?…あぁぁ…また…眠っちゃってたって…へっ…えっ!?ご、権蔵…先生!?」
(また眠ってしまっていた自分に気づき慌てて飛び起きるも眼前には近寄りたくもない権蔵のキモく醜い顔があり…)
「な、何ですか!…は、離れてくださいよ!」
(あからさまに嫌悪感を露わにするが…)
「今日も有意義な勉強ができたようですね、一瀬さん。一瀬さんの希望大学合格への意思の強さもわかりましたので、その目標に向かって2人で頑張りましょうねぇ」
(こちらの嫌悪感をまるで意に介さず…
気持ち悪いニヤケ顔で含みのある事を言い出す権蔵から遠ざかるように離れると…)
「えっ!?…私はまだ誰にも志望校とか動機とか話してないし…
変な事言うの止めてもらっていいですか!?
2人でって…キモっ…
じゃあ…もう遅いんで帰ります権蔵先生…」
(この数分間の深い催眠状態の出来事等…
全く記憶のない自分にはまるで自覚がなく…
勉強中に寝てしまった位の感覚しかないため…
権蔵には悪態をつき帰宅しようと…
何やら片付ける[この屈辱の数分間を収めたビデオカメラ]権蔵に憎まれ口を吐きながら視聴覚室から出ていく…
ただ…いつもなら普通に呼び捨てている権蔵を無意識に権蔵先生と呼んでいた事など気付きもせず…)
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