(日曜日の朝)
「よし!…これで準備オケ♪
前日までに用意はしたし…映画のチケットも…」
(先輩とは迷惑にならない程度だが連絡を取り合い…
私が映画のチケットを取るからと半ば強引に決め…
その代わり先輩が食事や他のデート代は持つと二人で決めており…)
「このミニのワンピースや下着も…
今日の為に新調しちゃったもんね…
もしかしたら…なんてことも…キャッ」
(所謂勝負下着をあざとく身に着けて引かれないかと思いつつ…
どうしても先輩とのデート後に…と妄想しながら待ち合わせ場所に向かう…)
「あっ!…先輩もしかして待たせちゃいましたか!?」
(先に待っていた先輩に慌てて駆け寄り…)
和也「おはよう、莉奈ちゃん。今日のこと楽しみで思わず早く来ちゃったよ」
「私も早く来たのに…先輩更に早いんだもん…」
(久しぶりの先輩との会話に終始ニコニコしながら映画館に向かい…)
和也「莉奈ちゃんの今日の服装、よく似合っていて、とても可愛いよ。なんだかんだで、制服姿とテニスウェア姿の印象しかなかったから、私服姿ってめっちゃ新鮮だね」
「あぁ…確かにそうかも(笑)…当時は部活一筋だったし…学校でもたまに見掛ける程度でしたもん…
ましてや学校以外でなんて会ったことすらなかったもん(笑)」
(今…こうやって並んで歩いている事が不思議でならないくらいで…)
(映画館)
「じゃあコレ先輩のチケットです♪
私もお手洗い済ませて先に席に座ってますね(笑)」
(先輩はトイレのあとジュースとポップコーンを買ってくるからと一旦その場を離れるため…先にチケットだけ渡すと…
自分もトイレのあと席に向かう…)
権蔵「おや、誰かと思えば一瀬さんじゃありませんかねえ?これは奇遇ですねぇ。私も休みなので、この映画を見に来たのですがまさか席が隣だとは何とも偶然ですねぇ」
「えっ!?…な、何で…先生が…」
(今までの幸せな気分を台なしにする存在…
今一番会いたくないキモく醜いニヤケ顔の権蔵が私の直ぐ隣の席に座っており…
顔は青ざめ…
まさかの出来事に席を離れようとするが…)
(それもそのはず…私がチケットを買った翌日の勉強会で権蔵に掛けられた深い催眠状態の時に買ったチケットを見せるように促され…その時に座席番号を見られているなどとは思いもせず…)
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