咲夢さん、こんばんは。
連休中が暑いくらいだったからか、今日はやけに涼しい一日でした。
体調、早く落ち着けばいいのですが……
本編です。
彩葉から発せられる言葉を、低頭しながら聞いている将。言葉が一段落したところで、
『ありがとうございます、お義父さん・母さん・彩葉さん。勿論、悲しませるようなことは絶対にしません。』
<そう…咲夢、もし泣かされたら、絶対私に言うのよ、とっちめてあげるんだから。>
『……』
<義姉さん、まぁそれくらいで。咲夢が泣かされたら私も許しませんので(笑)>
<啓輔さん、貴方は外国に戻るんでしょ、当てにならないし…(笑)まあいいわ、とりあえずこの話は終わり、飲みましょ、啓輔さんどうぞ。>
啓輔が差し出したコップにビールを注ぎ、続いて涼香のコップにビールを注ぐ彩葉。
<山神さんもどうぞ。また潰してあげるわ(笑)>
『いただきます。お手柔らかに。』
注がれたビールを喉に流し込み、隣の咲夢と、
『彩葉さんに反対されなくてよかった(笑)』
そう隣の咲夢と笑みを交わしていると、その様子を彩葉が見ている。
<(咲夢の安心しきってる表情ったら…そういえば、啓輔さんの家が暴漢に襲われた時、私が駆け付けたら、咲夢は山神さんの膝に座って、首根っこにかじりついていたわ……私が離れなさいっていくら言っても、離れなかったっけ…あの頃から、山神さんに安心してたのかしら?)>
<義姉さん、まだ考えてるんですか?折角なんだから飲みましょうよ。>
<啓輔さん、飲むのはいいですけど、ほどほどに。>
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