こんばんは、今日はかなり疲労困憊です(・・;)
【本編です。】
父さまから“大丈夫かい?”と問われ頷くと母さまに背を向けその場から立ち去ろうとする。
……空気が変わった気がした、三人が進むのを気にせず振り返ると母さまのところに〇〇がいる。
「迷子なの?」
〇〇に話しかけながら近寄ると咲夢にすり寄り可愛らしい声で鳴いている。
「父さま、どうしましょう?
……迷子さんのようですし……。」
〈しかし将くんのマンションに連れて行くわけには……。〉
〇〇は小動物です、対応お任せします。笑
「Petit Champ de Fleursに行くなら咲夢、グラタンを食べたいです。」
行くたびに食べているグラタン。
他のお料理も美味しいのに頼むモノは変わらない。
車から降り店内へ入ると見ない顔がある。
〈いらっしゃいませー。〉
〈〇〇ちゃん、語尾は伸ばさないでね。〉
〈はーい、お義母さま。〉
〈咲夢ちゃん、2ヶ月ぶりぐらいかしらいらっしゃいませ。
この娘、息子の婚約者なの。〉
〈お義母さん、お義母さん、こんな可愛い娘がこのお店に来てるの?〉
〈全く……、息子は〇〇ホテルで勉強中でこの娘は跡取り女将でね。〉
〈ちょー余裕っすよ!〉
何だか城井茉生を彷彿とさせる言動の息子さんの婚約者。
苦笑しながら席につきそれぞれ注文していく。
【廣末亭編です。】
〈〇〇さん、離れのお花活け直してもらってもいいかしら?〉
〈あのお花ではいけまけんでしたか?〉
〈ごめん、そうじゃないのよ!
離れのお花は特別室に移してもらって
咲夢の好きなお花にしてもらおうかと思ったのよ。
それから貴男、和食だけじゃなく……。〉
〈はいはい、和洋折衷にしとくから大丈夫だよ。〉
さくらの会員サイトも動かしてくださいね〜。笑
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