咲夢さん、こんばんは。
今日は大分暖かになって、気温と共に体調も安定すればいいのですが…
勿論です(*^-^*)
無理しないでくださいね。
本編です。
ドアを開けたさくらの後ろから、茉生が顔を覗かせ、また無駄な告白をしてくる。
『城井さん、以前から何度も言ってるけど俺には咲夢がいるし、俺が君を異性として、意識することは無いから…じゃあ、急ぐから失礼。』
そう茉生に答えた後、
『咲夢乗って、車出すよ…』
車を出発させてルームミラーを見ると、そこには悔しそうに見つめる茉生の姿が。
大学の駐車場から出て、一般道に入り、
『十分に間に合うよ(笑)しかし、城井さんにも困ったもんだね…って、城井城井…最近どこかでこの名前見聞きした気が……』
運転しながら考えを巡らしていたが、
『あっ……CASTLEブランドの親会社、シロイ建設って書いてあったっけ?』
助手席でコンパクトミラーを覗き込み身だしなみをチェックしている咲夢に
『咲夢、城井さんの家って、まさか建設会社やってるとかじゃないよね。。それと下向いて鏡見てると、車酔いするかもしれないから気をつけて。』
【廣末亭(一条彩葉)編(笑)】
夜営業開始前の廣末亭店内
<あなた、そういえば啓輔さんと涼香さんの一時帰国、今日だったわね。>
<あ、あぁ…そうだな。>
<この頃咲夢も顔見せてくれて無かったし、来てくれるでしょうか?>
<どうだろうな…和夏さんのとこ行った後、ひょっこり来てくれるかもな。>
<まったく、その気のない返事ったら…>
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