将さん、こんばんは。
今ご飯食べてお薬飲んだところです。
頭痛が痛いです。笑
冗談を言う余裕は出てきましたね。
熱に弱いの覚えてますよ、咲夢、記憶力いいので。
それに好きな人ですからね。(//∇//)
【本編です。】
将が手際よくたこ焼きを丸めていくのを見て思わず拍手をする咲夢。
「凄いです!クルンって丸くなるんですね。」
何度もすごいすごいと言っていると。
「(山葵に辛子に練乳もですか?)それも食べるのですか?」
目をパチクリさせていると将が林に渡しロシアンたこ焼きと言う。
〈山神さん、それで本当に許してくれるんですか?〉
〈侮辱って大袈裟だな、少し軽口叩い……、いいえ、咲夢ちゃん、食べさせてもらいます……。〉
将の隣に居る咲夢の目が笑っていない。
〈咲夢ちゃんって……、怖かったんだね、すずちゃん。〉
〈咲夢は自分がされても怒りませんが大切な人、モノに対して無礼な振る舞いにはとても怒ります。
だから山神さん、そろそろ城井さんのことどうにかしないと危険ですよ。
学園は仲間意識が高く外部入学者に厳しいです、特に咲夢は下級生から上級生に好かれてますから……。〉
「好かれてますか?」
〈うん、職員の方々にも先生方にも真面目で素直で優しいと言われてるわよ。
あっ、勿論、OGの方々にもね。〉
「OGのお茶会にご招待頂いたことはありましたがあの時、りんちゃんも一緒だったじゃないですか?」
〈それは咲夢だけを誘っても参加しないと思ったからよ。
◯◯さん主催だったじゃない、ご主人とお父さまがお知り合いで私に“貴女が参加してくれれば咲夢さんが参加してくれると思うのよね。”と誘われたもの。〉
「そうだったんですね。」
将が3人の分もたこ焼きを用意してくれて飲み物も用意され。
〈すずちゃんの合宿成功を祈って…。〉
『「〈〈乾杯~〉〉」』とパーティーが始まる。
咲夢は林がたこ焼きを食べるのを見ている。
〈食べます、食べますからそんなに見ないでよ、咲夢ちゃん。〉
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