咲夢さん、こんにちは。
昨夜は雨、大したことが無くて良かったです。
今日は朝から、ジリジリジメジメ、猛暑日になるとか言ってるんですが(泣)
朝からエアコン(冷房)フル回転です(笑)
本編です。
警察が来て確保されたパパラッチ。身体検査の結果、身分証明書及び同じ名刺十数枚が発見される。(身分証明書の名前と同一名であったため、本人のものと推察され、勤め先も把握される。)
<ふ~ん。(株)〇〇って言えば、大手の出版社じゃないの?そこの〇〇編集部ねえ。。〇〇さん、あんたなんで盗撮なんかしたの?それに話によると今朝からずっと付け狙ってたみたいだね。。>
<・・・>
不貞腐れ、沈黙を貫くパパラッチ。
<黙秘ってわけか。。それならそれでいいでしょ。。>
その時咲夢と鈴子が合流し、会議室に移動してスマホの内容確認が始まる。古い写真から見ていく咲夢と鈴子。
<やっぱり最初から私たちが狙いだったのね、あなた。>
呆れたように画面をフリックして、写真を送っていっていた鈴子だったが一瞬ある写真のところで手が止まり、隣の咲夢を見る。
<咲夢、貴女。。羨ましいわ私も・・・>
最後の言葉は、聴力がいい咲夢にも何とか聞き取れるくらいの小声。
手元のスマホの画面に8は、固く抱き合いキスを交わす将と咲夢の姿。
<〇〇(パパラッチ)さん、今日は警察署にお泊り頂くことになりますよ。。>
そう言われ一、足先に警察署に連行されるパパラッチ。
<あと、山神さん、野乃崎さんに林さん、橘さんご協力ありがとうございました。今回は災難でしたが残りのご旅行も、楽しんでください。>
<無いとは思いますが、何か聞きたいことが出てきた場合には、山神さん、野乃崎さんも連絡先であるこちらに電話させていただきます。では、本官たちはこれで。。ご協力ありがとうございました。>
そう言い残し、引き上げていく警察官一行。
支配人と将達だけになったところで、市8敗人が
<山神様、返す返す申し訳ございません。>
と低頭してくる。
『いえ今回の件、悪いのはあのパパラッチですから、支配人が気に病む必要はありませんよ。唯一落ち度があったとすれば、侵入を許したことでしょうが、なにかのっぴきらない用事が発生していた時に侵入したのかもしれないし、しょうがないですよ。。』
そう言った後、気分を変えるように極めて明るく
『さあ、みんなそろそろ晩御飯だ。。ですよね支配人。(笑)』
救われたように支配人が
<はい。そろそろ準備が整うお時間かと。。お部屋でお待ちいただければ、お運びいたします。その時お布団も敷かせていただきますので。>
その支配人の言葉を聞き終え
『ってことみたいだから、部屋行って待ってよう。林続き飲もうぜ。』
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