将さん、こんにちは。
今日はジメッてしてます、蒸し暑くて汗ばんでます。
台風もあまりひどくならなくてよかったですがまた発生してますね。
【本編です。】
「えぇ、咲夢も将さんを愛してます。
なので貴男に想いを向けることはありません。」
将を熱く見つめ笑みを浮かべる。
林と鈴子の声もあり事務局長に頭を下げ階段を降り、お土産コーナーへと移動する。
「(あの方(パパラッチ)まだ居ますね。また隠し撮りしてますが……、協会のSNSで交際宣言してますから大丈夫ですね。)」
<ねぇ、咲夢?咲夢ったら?>
「何か言いましたか?」
<もう~、黒タマゴ食べようって言ったのよ。>
「そうですね、頂きましょうか?」
そう話し終えると丁度、店員さんが<黒タマゴ、出来立てです。
只今、出来立て黒タマゴをご用意致しております。>
<すずちゃん、咲夢ちゃん、黒タマゴ出来立てだってよ。
あっ、山神も食うか?>
【馬術協会、広報部編です。】
SNSに林と鈴子の交際宣言を上げると連絡が殺到していた。
<広報部長どうしましょう?>
<電話が鳴り止みません。>
<取材の依頼が来てます。>
<橘の両親に連絡を入れられないか?>
<今してます。>
両親も知っている、挨拶も済ませていると聞き、林正憲がどの様な人物かの調べも並行して行われている。
<◇◇大学、工学部建築学科卒業だ。>
<職業は住宅専門の建築士だそうよ。>
<確か橘の父親も建築士だよな?でも父親は公共施設の建築士か。
建築家と言うことになるな。>
<林正憲は自分でも現場に行って……。>
林の学生時代のアルバイトは講義がない日、短い時間の時、現場に行き大工仕事を手伝っていた。
【本編へと戻ります。笑】
「将さんも食べますよね?とは言っても咲夢食べたことないんですよ。」
<バラ売りもしております、ぜひご賞味下さいませ~。>
将と手を繋ぎながら売り子さんの所まで移動すると。
「本当に真っ黒なんですね。」
中身は白いとはまだわかっていない咲夢。
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