咲夢さん、こんばんは。
リアル将の方は、昼間はちょっとジメジメしてました。
夜になって大分過ごしやすくなってます。
関東甲信越も、とうとう梅雨入りしちゃいましたね。
明日(今晩?)からは雨が続くみたいで・・・憂鬱(泣)
本編です。
林とともに映像をチェックし終えた鈴子は、馬術協会へメールで撮ったばかりの映像を送る。
<山神さん、ありがとうございました。チェックOKだったらいいのですが。。>
<山神、悪かったな。>
口々に言う鈴子と林。
将が鈴子・林と話していると、急に咲夢がこの人がと腕にしがみついてくる。
『どうしたの?えっ?連絡先聞かれた?この男に??君ねえ、僕の愛する、婚約者に何か用かい?』
『親が決めた婚約なんてって?悪いけど大学卒業したら、結婚しようって告白して、親にも了承を貰ったのは、俺からなんだ。俺は咲夢を愛してるし、咲夢も俺を愛してくれていると思う。。君もどう足掻いても叶うことのない恋に現抜かしてないで、他に相手探したほうがいいよ。』
<映像あれでオーケーですって。。すぐにSNSにアップしてくれるそうです。>
と報告してくる。
『じゃあ、下で少しお土産見て、次に行こうか。』
咲夢の手を取り、事務局長の息子から離れ、事務局長のもとに
<事務局長、便宜図っていただきありがとうございました。助かりました。>
と言って頭を下げると、咲夢と鈴子・林も口々に礼を言い、頭を下げている。
<いえ、お役に立てて何よりです。最後の最後に、うちのバカ息子がお連れ様に失礼なことを・・・後できつく言っておきますので、何卒お容赦のほど。>
それには答えず
『じゃあ、ありがとうございました。じゃ、行こうか。』
最後の言葉は三人に向けて言う、将。
部屋を出て階段を降りていく四人。その様子を事務局長の息子が眺めている。
一回に降りてきた四人を、階段を見渡せる軽食コーナーで見張っていたパパラッチが発見する。
<何やってたんだあいつら・・・橘鈴子の奴林ってやつと手をつないでやがるな。まさか隠す気ありませんってか。>
念願の熱々のツーショットを写真に収めるパパラッチ。
<あそこの編集長には啖呵切っちまったし、他に勝ってくれるとこ探さないとな。>
パパラッチは知らなかったが、そのころ雑誌社を始めとしたマスコミ各社には、小さい嵐が吹き荒れ、各社で記者に対し同じような指令が発せられていた。
<旅行ナウの次は、交際宣言か・・・この相手、林正憲ってやつの事調べろ。すぐにだぞ。。>
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