咲夢さん、こんばんは。
たまには、グタグタ過ごすのもいいものです(笑)
本編です。
まだ話し合っている、鈴子と林に向かって
『お二人さんお熱いのはいいけど、結論出た?(笑)』
<や・・山神、お・・・お前、、お熱いって・・・>
<そ・そうですわ・・・山神さんったら。>
真っ赤になる林。これも赤くなりながら、思わずその林の胸に顔を埋める鈴子。しばらくそうしていた鈴子だったが、急に我に返り
<ま・・正憲さん、ご・・ごめんなさい。。>
<い・・いや・・・・>
顔を離す鈴子と、鈴子の背中に回そうとしていた腕を、ごまかす様に下におろす林。
『この後、〇羅行って、美術館も行くんだろ。時間無くなるぞ(笑)』
『早く撮っちまおうや。多少手間だが、りんちゃん一人バージョンと、りんちゃんと林ツーショットバージョン、両方撮ってもいいし。』
その時、咲夢のスマホに着信が。
誰にも教えていないのに、どうしましょうかと聞いてくる咲夢。
その咲夢の言葉を聞いて、鈴子が謝りながら母様に教えてしまいましたと言って、番号を言ってくる。
番号を見て安心した咲夢は電話に出ると、何事か話していたが、電話を切ると、りんちゃんのお母様、林さんにも動画に出て欲しいようなこと言ってました。楽しみにしてるともと、通話の内容を伝えてくる。
『これで決まりだな。動画はツーショットバージョンで、どうせ後で色々と調べられちゃうんだろうから、林の名前と年齢くらいは明かすってことで。。』
『さっさと撮っちまおう。いつまでもここにいるのも迷惑だろうし、天気もいいし、蒸気も勢いよく吹いてる。。(笑)難しい編集は無しの、一発撮りだから。』
『さあお二人さん、窓際に並んで。。』
スマホを覗きながら、林と鈴子に指示を出す将。
窓際に並ぶ、鈴子と林だったが、その距離は微妙に離れている。
『交際宣言の動画なんだから、もっと近づいて(笑)』
『咲夢もそう思うよね(笑)』
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