咲夢さん、こんばんは。
明日お仕事なんですね。何曜日は忙しいとかあるのかな?
心配しすぎるのは、体に毒ですよ。完全に忘れちゃうのも、問題ですけどね。
日本って、いい意味でも悪い意味でも、災害慣れしてますから、あまり考えすぎないで。。
本編です。
画面をスクロールさせている咲夢を、横目で見ながら、
『そう、りんちゃんと学部違っちゃうんだ…残念だね。城井さんか……あの時は本当に参ったよ。。』
ページの最後まで見終えた咲夢が、ノートPCから指を離す。羞恥からなのか、その顔はまだ赤いまま。
『俺と同じくらいのサイズだと、Sサイズかな(苦笑)動く奴と動かないやつ、一つづつ買おうか(笑)』
適当に見繕い、一つづつ買い物かごに入れて、支払いを済ませる。
『この時間だと、お店の人が注文見るのは明日だろうから、着くの早くて明後日かな。それまでで、練習したいなら練習台になるから……』
そう言ってから、咲夢小に聞こえないような小声で
『体力持つかな』
『そうだ、これ持ってることは、内緒だからね。それと、俺はできれば咲夢に使いたい。咲夢が感じてるところ見てみたい。。後で使わせて(笑)』
咲夢の、肩を抱き寄せ
『そろそろ練習始める?練習はここで?それともベットいく?咲夢が決めて(笑)』
言い終えると、唇を近づけていく。……プニッとした感触が唇に伝わる。
【橘家編】
蘭子と鈴子により、リビングに運ばれてくる出前の鮨。
<まあ、食べようじゃないか、林君。>
<召し上がってくださいな、林さん。>
<正憲さん、どうぞ召し上がって(笑)>
<すいません、じゃあいただきます。>
三人からそれぞれ言われ、鮨に箸を伸ばす林。
<うん、美味しい。。>
鮨を摘まみ、ビールを飲みながら
<橘先生、こういう席でなんなんですが、いい機会なので聞いていいですか ?>
ビールを飲み干した、大悟。
<蘭子、悪いけど日本酒持ってきてくれるかな?林君も飲むだろ。>
そう言ってから
<なんだね林君、何でも聞いてくれたまえ。改まるってことは、仕事関連だろ(笑)>
<実は、そうなんです。〇〇図書館の設計って橘先生ですよね。>
その後、仕事の話を続ける、大悟と林。
<すっかりごちそうになっちゃって…そろそろ帰ります。>
と林。
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