将さん、再びこんばんは。
また北海道で地震がありましたね……。
どうしても活発になってしまいますね。
【本編です。】
将が生姜焼きを焼き終わった頃、部屋着に軽く後ろで結いた髪型の咲夢が戻ってくる。
「あっ、違うんです。
お昼に誤って頂いたカクテル美味しかったですし……。
ただ一応、咲夢、未成年なのでお家でも控えたいと思います。
成人したら将さんと外出先でもご一緒したいです。」
一緒に両手を合わせて頂きます。と生姜焼きを食べる将を心配そうにみると
美味しいと言ってくれた、安心して咲夢も食べ始める。
「ビールに合いますか?少し胡椒を多めにしてニンニクも少し入ってます。」
「タレをかける食べ方、見られたらママさまに叱られてしまいますね。
でも咲夢も……。」
タレご飯にして食べ、副菜やお味噌汁を飲む。
「……女の勘は当たるものです。
中嶋さん、きっとまだ将さんのこと諦めていませんよ。
将さんが断れない何かの方法で接触してくると思います。」
困ったような顔を将に見せる。
「ご馳走様でした。」
両手を合わせてペコッと頭を下げると将が食器を流しへ持って行ってくれる。
「もう少しお飲みになりますか?」
パソコンの置いてあるリビングへ移動すると隣に座り画面には男性自身を模したそれが映っている。
「こ、これはあの……。
練習用のものなのですか?」
【橘家編です。】
では、蘭子とでもしておきましょうか?苦笑
今度は大丈夫かなぁ?
大悟と林は鈴子からグラスにビールを注がれると軽くグラスを合わせ飲み出す。
<……りんは気が強いが気持ちは優しい子だ、よろしく頼むよ。>
<いいえ、気が強いなど…、はっきり物言いが出来る素晴らしい女性だと思っております。>
<今度、咲夢たちとダブルデートの約束してるの。>
<あら、咲夢ちゃんにも恋人が?>と蘭子。
<咲夢のお父さまとお義母さまが決めた方よ。
正憲さんと同じ歳の大学時代のご友人だそうよ。>
<山神将と言うクリエーターですよ。
確か〇〇会社の新商品のCMを手掛けたはずです。
新聞の片隅に山神の名前が載ってました。>
<どこの大学出身なのかい?>
<〇〇大学です、私は建築学科で山神は〇〇学科で学部は違ったのですが
妙に気が合ってツレでした。>
将さんほ〇〇学科、教えてくださいね。苦笑
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