咲夢さん、こんにちは。
休み今日で終わりだったんですね。一日ゆっくりとしてください。
リアル将も、10時過ぎにやっとのそのそと起きました。(お前は寝すぎじゃ、って怒られそうですが(笑))
今日もいい天気、暑くなるのかな?
本編です。
自らの質問に対する、さくらの答えを聞きながら
<(そうか、聖女ってそこまで徹底してるんだ…だからこそのこの白磁のような肌か……このきめの細かさ、カメラ越しでもわかる質感。手に吸い付くような感じなんだろうな。一日中でも眺めてられる。。)>
などと考えている沢街。
画面の向こうで、さくらがショウに語りかけた、この方はどういう?という言葉を聞き逃さず、
<ショウ、それは僕からと絶えさせてくれないか?>
そう言う沢街に、時計を見て次の面接まで時間があることを確認したショウは、しょうがないという感じで頷く。
<さくらちゃん、僕は本名沢街博史って言います。美少女好きなんてふざけたハンネ付けてしまって、ごめんなさいね。〇〇市で、沢街皮膚科クリニックっていう病院やってます。皮膚トラブルあったときは、診てあげるから(笑)>
『沢街さん、そろそろいいかな?僕たちも次の予定もあるし(笑)』
とショウ。
<あ、ごめんごめん、そうだよね。。>
『じゃあまた、チャットかメールで。。』
と言い合い、互いにログアウトする。
『彼、自分で言ってたように、隣町で病院経営してるお医者さんみたい。自分では腕はいいって言ってたけど、実際のところはよくわからない。ネットで口コミとか見ると、あまり悪い書き込みはないみたいだから、そこそこはいいのかな(笑)』
続けて、
深田克也(貴公子)
伊達秀忠(武将)
槙島雄一郎(シマユウ)
との面接を終え、一息つく将と咲夢。
『咲夢、疲れた??あと一人いるんだけど、約束の時間まで少し時間あるんだ。』
この時点では、最後の志位和久(黄金)が一番の曲者だとは、思ってもいない将であった。
咲夢は、いつどのようにして晒されてるの知ることのしましょうか?
【林&橘鈴子デート編】
ナショナルチーム入りは、結果さえ出せばいいんですという、鈴子に。
<そう?だったらいいけど……実力だったらすずちゃん同年代で断トツだと思うから、絶対に大丈夫。って、今まで馬術の事何も知らなかった僕が言っても、何の説得力もないけど(笑)>
<そうだね、せっかくのデートここだけで終わっちゃったら、何のために出てきたかわからないし、そろそろ行こうか。>
そう言って伝票を持って立ち上がる林。
レジに行って会計を済ませると、店の出入り口のドアを開け、鈴子を先に外へ。
林と鈴子のテーブルを片しにきた店員
<あの女の子美人だったな。でも、あの女の子どこかで見たことあるんだよな。どこだったかな……>
隣の席にあったスポーツ新聞に目をやり
<あっ、この女の子だ、絶対に間違いない。>
そこには、全日本馬術競技大会予選の結果記事とともに、橘鈴子とヤマト号の写真が。
一方歩いてデパートの前まで来た、林と鈴子。水着売り場までエスカレーターを使って登りながら、
<僕が咲夢ちゃんの水着選んで、本当にいいのかな。>
今まで何度となく口にしていた疑問を、尚も呟いている。
林とすずちゃんの件、新聞に載るにせよSNSに載るにせよ、お父さんとの対面が終わってからのほうがいいですよね(笑)
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