咲夢さん、こんばんは。
今日ははっきりしない天気でした。
確かに雨も降って、少し蒸してたなぁ・・・
世間は先週末からゴールデンウィークで、テレビニュースでも各地の人出とか、コロナ以前の人出に戻りつつあるとかやってます。
咲夢さんは、ゴールデンウィークって休めるの?
本編です。
駐車場で咲夢を助手席に乗せると、助手席側のドアを閉め、運手Mん関川に回り込み、車に乗り込む。
助手席の咲夢を見ると、シートベルトを引っ張り金具に嵌めたところ。
それを確認して、自らもシートベルトをして、エンジンをかけながら
『悪かったね、咲夢。傍離れてしまって。嫌な思いしなかった?』
中嶋恭恵の言動を思い返しながら、二人だけになったとき、咲夢にも何か言ったのではないかと思い、問いかける。
返事がないので横を見ると、咲夢は寝息を立てながら眠っている。
『寝ちゃったか…さて、んじゃ帰るとしますか。』
車を走らせながら、ボリュームを絞ってラジオを付けると、丁度交通情報が始まり、〇〇線復旧の情報が流れる。
『おっ、復旧したか。。良かった良かった。りんちゃんの帰りも、これで心配ないし。って言うか、林の奴ターミナル駅で別れるとか、考えてないだろうな。最低でもちゃんと華丘駅で、タクシー乗せるまで見届けろよ(笑)』
線路と並行して走っている場所では、電車が動いているのがちょうど見える。
マンションの駐車場に着き、エンジンを止め助手席側に回り込み、ドアを開けて咲夢の肩を優しく揺する。
『咲夢……咲夢…マンション着いたよ。』
何度か揺するが、うーんというだけで、目を覚ます気配は無い。
『しょうがない。また横抱きで行くか。。』
シートベルトを外し、咲夢を抱き上げなんとか車から降ろして、マンションに入る。
管路人室にいた渡利さんが
<どうなさいました。>と。
『いや、ちょっと間違えてお酒飲んでしまったみたいで(笑)少し寝れば大丈夫だと思うんですけど……すいませんが、エレベーター読んでもらえますか?』
<わかりました。少々お待ちください。>
そう言って、管理人室を出てエレベーターを呼んでくれる渡利さん。
エレベーターの中で
『咲夢。。マンション着いたよ。。咲夢。。』
そう声をかけ続けると、部屋の前で漸く目を覚ます咲夢・
『咲夢。。マンション着いたよ。少し立ってられる?』
【林&橘鈴子デート編】
店員に言われ、壁を見回す橘鈴子。
<そうかぁ、すずちゃんラーメン食べたことないんだ。。じゃあ、ラーメン食べてみる?>
<えぇ、そうしようと思いますが、ラーメンにもいろいろと種類があるんですね。何がおいしいんだろ?正憲さんは何になさるんですか?>
<僕は、あんかけラーメンと餃子、いや餃子はニンニクが入ってるから……えーと春巻きでも。。>
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