将さん、こんばんは。
本当に着るものに困りますよね。
結局、一日のんびりでしたよ。
着ていくもの、髪型、お好みでよかったです。照
本編です。
鈴子を車に迎い入れシートベルトをする前に将が林に『お前の大事なお姫様に…。』と耳に入る。
「りんちゃん、シートベルトしてね?」
<あっ、うん……。(正憲さん、私のことお姫様と思ってくれてるのかなぁ?)>
ふたりがシートベルトをすると車は走り出す。
「……りんちゃん、王子さまに会えたんだね。」
<うん!ステキな王子さまに会えて恋も出来てる。
咲夢も王子さまに会えたんだよね?>
「寮で……、中等部のとき、お話した王子さまに…、出逢えたと思ってます。」
<咲夢も良かったね、私もねっ。>
将が運転する後部座席から年齢的には少し幼いガールズトークが繰り広がれている。
小声のガールズトーク。
【将には断片的に聞こえている。笑】
<咲夢、山神さんとキスしたの?>
「えっと……、あの、……はい。」
<いいなぁ~、私も……、あっ、ううん、こんなこと考えたら駄目よね。>
「駄目ではないですよ。」
【普通の声に戻り。】
「将さん、林さん、咲夢のこと……、将さんの妻だと思ってると思いますがどうしましょう?」
<アハハハ、そうなのよ、案外正憲さん、慌て者と言うか早とちりするタイプなのよね。>
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