将さん、おはようございます。
まだ眠いです。苦笑
模擬式、素敵ですね。
本編です。
兄さまの脛がなくなるまで甘え倒しての冗談に。
「なくなるまでしたらこれから甘えられなくなっちゃいます。」
咲夢も冗談で返す、ご飯もお酒も心配ないと言われ安心する。
そして兄さまの模擬結婚式の話をされると喜ぶ。
兄さまも同じ様に考えてくれていた事が嬉しい。
「とてもいいですね、URLが何のことか解らないので父さまに覽てもらいます。
指輪もいいですね、ママさまはしてますが父さまはしてないので結婚指輪ではないですよね。
父さまにも結婚式は模擬だと話してサプライズにしたいです。
将さん、また声聞きたくなったら電話していいですか?
そろそろ父さまとママさまが戻られると思うので……。」
電話を切ると送られてきたURLス付きのメールを見るとURLだけ見える様にしてふたりの帰りを待つ。
程なくしてふたりが部屋に戻ってくると。
(どうやって父さまとふたりだけになったらいいのでしょう……、そうだ!)
「父さま、引っ越しの日って着いてきて下さるんですよね?
それならまた兄さまとお酒を召し上がると思うのですが兄さま、ビールがお好きなようなんです。
先程、お店で地ビールと書かれてあったのでそのビールを買いたいのですが
父さま、連れて行ってくれませんか?」
『それなら私が行きましょうか?』
「ママさま、何本買うか判りませんし重いと思うので父さまと行ってきます。
夕飯までお部屋でのんびりしていて下さい。」
父さまを連れ出す事に成功した咲夢はURLを覧せる。
最初はやはりママさまと同じ様に恥ずかしいと言っていたが
母さまのウェディングフォトを見て悲しげな様子だったと伝えると。
『そうだな、咲夢の言う通りだ、写真だけでも残しておこう。』
最後には快諾してくれた。
(……兄さま、お仕事関係の資料にあったのでしょうか?)
まさか咲夢との結婚式を考えてくれていたとは思わないで。
父さまと地ビール、六本を購入するとそのまま後部座席に瓶ビールを入れ、ママさまの居る部屋へと戻ると
直ぐに部屋に夕食が運ばれてくる。
中嶋泰恵さん編です。
フゥー、何で電話するだけで緊張するのかな。
これが惚れたと言うことよね。
暫くこんな気持になった事なかったから忘れていたわ。
スマホを手に発信ボタンを押す、何コール目だったか出てくれる。
『山神さんの連絡先でよろしかったでしょうか?
私、○○社の○○部、中嶋泰恵と申しますが次回の打ち合わせまで時間があると思うのですが
その前にふたりだけでゆっくり出来る場所で打ち合わせしませんか?』
お願い、断らないで……。
中嶋泰恵さんからのお誘いでした。
今日、時間があるので宮園修志編も入れたいと思ってます。笑
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