夕食を終えて部屋に戻ってしばらくすると、強烈な疼きに襲われた。
「なんで……こんなっ……んっ……はぁ……」
こんなのはじめてのことだった。
アソコが切なくて堪らなくなって、思わずオナニーをはじめてしまう。
「透、透っ」
大好きな人の名前を呼びながら、彼に抱かれることを思って指を動かす。
いつもの彼よりも激しく、乱暴な指の出し入れ。
「マリンってばいつもはあんなにお転婆なのに、ココを突いてやるとこんなに可愛くなっちゃうんだね」
妄想の中の透は、私の弱い部分を見つけ出して、羞恥心を煽るように責めてくる。
「やめっ、透ぅ」
私が言い返そうとすると、お前はボクのペットなんだから口答えするなとでも言わんばかりに乱暴に腰を突き込んできて、頭が真っ白になってしまう。
「ほら、透じゃないだろう? 二人きりのときはボクのことは御主人様と呼べと言った、だろ!」
膣の深い部分、私の弱点を、可愛い顔に似合わない巨根で責め立てながら、私のお尻を叩いてくる。
「ごめんなさいっ、御主人さまぁ」
もちろん、現実にはそんなプレイを頼むなんて恥ずかしくてできるわけないけれど、自慰をするときには乱暴に責め立てられることを妄想してしまうのは、私はマゾっ気があるんだろうか。
そんな妄想を頭の中で繰り広げながら自分を慰めて、何度イッても満足はできなかった。
「はぁ……はぁ……ダメ……」
自慰の限界を感じて、透の元に向かうことにした。
今日はお姉ちゃんの番だ。
それを破って抱いてもらうのはルール違反で、お姉ちゃんには悪いけど、これ以上はもう我慢できる気がしなかった。
『おっ!?姉ちゃん随分と厭らしい格好してんなぁ…娼婦かぁ?なぁ…俺の相手もしてくれよ!』
「えっ……?」
頭にもやがかかったみたいに朦朧としていたせいで、酔っ払いが近づいてきていることにも気付かなかった。
弛んだ体に抱き寄せられて、蹴り殺してやろうかと思ったものの、酔っ払ったみたいに力が入らない。
「いや……」
弱々しい声が出てしまった直後、
「その汚い手を離して頂けますか?」
どこかで聞いたことのある男の声が聞こえたかと思うと、酔っ払いが鼻血を出して倒れ込む。
力の入らない手が引かれて、部屋の中に連れ込まれる。
「もう大丈夫ですよ…マリン殿は私が守って差し上げますからね…」
「アン、タ……」
膝の上に乗せられて、抱き締められると、愛撫されているような快感が肌から染み込んでくる。
「バカ……この……やめっ、なさい……」
触れられているだけで最悪な気分のはずなのに、どうしようもなく昂った体は、もう誰でも構わないと言ってるようで、一番嫌いな男のセクハラでも悦んでしまう。
唇を重ねられて、逃げられないように頭を抑えつけられる。舌が口の中に入り込んできたかと思うと、舌を舌に絡められる。
知識としては知っていたけど、透とだってしたことのないディープキス。だけどアイツの舌はびっくりするくらい上手で、口の中を責められてるのに、アソコを指でいじってるよりもずっと甘美な快感に襲われる。よだれもなんだか甘くて、甘口のお酒のように後を引く。吐き出さなきゃと思う理性に反して、こく、こくっと喉が鳴ってアイツの涎が落ちていく。
※元投稿はこちら >>