ヨガが始まって一時間ほどが経過し、一旦、休憩を挟み、第二部ということでヨガが再開される。
第二部のヨガは、一応ヨガなのだろうが、そのポーズやら動きやらが、健康のためというより、雄を誘うためのそれになっていた。
だが、参加者たちは何の疑問に思うばかりか、お互いに、下着姿を誉めたり、ポーズや動きにつき感想を言い合ったりしていた。
さっきまでは、「すごい」とか「素敵」とか「キレイね」という言葉だったはずが、第二部に入ってから
「○○さんの下着、とてもセクシーでいやらしいわ」
「そんなに足開いて、普段から旦那さんをそんな風に誘ってるの?」
「奥さんのおっぱい大きくてやらしいわね。プルんプルん震わせて男の視線を浴びてそうね」
といった会話になっていたが、それが当たり前になってるだけでなく、そう言われて肉体をヨガとは別の理由で熱くし始めている女性も現れ始めていた。
澄香は自分の肉体について、健康的な肉体かなというくらいの認識しかなかったが、第二部のヨガ一時間が終わるころには、あくまで女性目線からではあるものの、自分の肉体、特に大きいおっぱいとお尻がエロいんだ、という種を植え付けられていた。
そして、ヨガが終了となると、片付けをしていた澄香に対し、奈緒子が近寄ってくる。
「長野さん、これから昼食も兼ねてうちに来ない?取って置きのお茶を振る舞うわよ。堀田さんらも来てくれるそうよ」と誘ってくる。
奈緒子のお茶が絶品なのは知っていたため一瞬惹かれるが、澄香の頭には旦那との約束が頭をよぎり、今帰れば午後は旦那と居られると思い始めるが、奈緒子はすかさず
「ほら、新しいお茶を買ったのよ、見てちょうだい」とタブレットを差し入れると、画面の点滅とともに
『佐々木奈緒子の作るお茶はとても美味しいから、お茶が飲めるなら必ず飲む』という文字が表示される。
数分後、家のドアを見向きもせずに通過し、奈緒子の部屋に入る澄香がそこにいた。
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