そんな風に仕事前にからかわれた程度のキスマークも、仕事が始まりしばらくたてば徐々に薄れていき、仕事が終わるころには消えてなくなってることもあり、そのころには誰も意識しなくなっていた。
ところが、そんなキスマークが朝だけでなく夕方もつけられていく、生活が繰り返されていくと、まるでタトゥーのように澄香の両乳首、そして両デカエロパイに刻み込まれていった。
初めは見ればわかる程度の濃さであったものの、今では澄香の身体に視線を送ると気づかない人がいるとは考えられないほどの濃さと大きさになっていった。
しかも、完全に消える前に、新たなキスマークをつけられていくため、新たなステップになって一週間もたつころには、キスマークが完全に消える時間帯はなくなっていたが、澄香はその肉体の変化を嫌と思うばかりか、
「気持ちよいことを通じて異性に与えられた痣や跡は、その異性からの気持ちの表れですからね、澄香さん。キスについて言えば感謝の気持ちの強さが目に見える形で表れたのがキスマークですからね」と優斗に刷り込まれていたため、自分のキスマークに喜びさえ感じ始めていた。
もちろん、そのキスマークの犯人と職場の人から疑われていた旦那は、澄香のキスマークを気づいていたのか、いないのかわからないものの、とにかくそれに触れることはなかった。
そして、ある日
「さて、澄香さんのキスもそれなりによくなりましたね。少なくともダメ妻は卒業したと自信をもって言えると思いますよ」と褒める優斗の胸の周りには澄香の口紅の跡がこれでもかというくらいつけられていた。
それを聞きながら澄香は自然な仕草で、唇に○○色の口紅を塗り直していた。
先日から口紅をつけた方がより気持ちいいキスができると洗脳されていた澄香は、ネットで購入したものを唇につけては、キスをし、またつけてはキスをする、を繰り返しており、これまで化粧をあまりしてなかった澄香の変化に周りの人は驚いていた。
「ダメ妻は卒業しましたが、まだまだ特訓が必要なので、一緒に頑張りましょうね、澄香さん。明日明後日は土日なので、特訓できないのは寂しいですが、次を楽しみにいていますからね、澄香さん。」とあくまで澄香に寄り添って一緒に頑張る、という本来なら旦那にかけて欲しい言葉をかけられていく澄香。
【口紅の色は自由に決めてもらって大丈夫です】
※元投稿はこちら >>