「パパの奴隷になりたい」
サトコ(仮名)は、養父に何度も繰り返して言っていた。
以前から、私にも話していた事だから、驚きもしなかったけど、娘が父親に言うセリフではなかった。
しかし、サトコは養父の子供を産みたがっていた。
養母は結婚前、何度か流産していて、子供を作るのは、無理だと言われていたらしい。
多忙な仕事の合間に、ボランティアに出掛けても、子供を見かけては一緒に遊んでばかり。
私も彼の、そんな姿を何度も見ていた。
父親になりたがっている彼には、サディストの片鱗は、全く見られない。
たまたま資産家の家に生まれ、親の仕事を引き継ぐために、子供の頃から厳しく育てられてきた彼には、無邪気に遊んだ記憶もないらしい。
人を養い、支配する事を宿命付けられて来た彼にとって、セックスさえも支配的でなければならなかった。
サトコから、養父の生い立ちを聞かされていた私は、なんとなく彼の気持ちを理解していた。
養父がゴムを付けようとしたら、
「やめて、」
とサトコは言った。
「私、パパの子供を産みたい」
と、娘は真剣な顔で言った。
夫婦と一緒に暮らしている内、彼女は女として、彼を愛してしまっていた。
「私、もう他の人に抱かれるのはイヤ」
「パパだけが良い」
「パパとだけ、セックスしたい」
と、彼女は父親に泣きながら訴えていた。
「パパは、お前が誰かと結婚して、幸せになって欲しい」
と父親は答えたが、
「私は誰とも結婚しない」
と、サトコは断言した。
「私はパパの子供の母親になりたいの」
実の父娘ではないから、サトコの要求は無理ではない。
問題は世間体。
地位のある養父にとって、娘を妊娠させるのは、体裁が悪い。
妊娠しても子供を産めない妻。
養父に恋をしている娘。
二人の女を愛している男。
それぞれが心の奥底で葛藤していた。
「今日は、りなさん達も来てるし、パパも私を愛しているいるなら、私の中に注いで!」
サトコは、私達の前で既成事実を作ろうとしていた。
躊躇う養父に業を煮やしたサトコは、父親のイチモツを強引にアソコへ導いた。
娘の中に無防備な生のペニスを挿入した父親は、彼女の親としてではなく、一人のオンナとして抱いているように見えた。
つづく
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