興奮状態が続いている中、口枷で呼吸を制限された男の全身は、赤くなって行った。
(このままでは、危ない)
と思った私は、独断でミントの液体を顔や胸、手掌にかけた。
リラックス効果で、男の呼吸も落ち着いた。
顔の浮腫が引いたところで、局所責めが始まった。
彼女は手術用の手袋をはめると、ミントを塗り、だらしなく垂れ下がる局部を握った。
反応を知りたいと言われ、私が口枷を外すと、
「熱い、やめろ」
「やめてくれ!」
と騒ぎ出した。
息を切らしながら悶える様子が、何とも悩ましい。
可愛そうと思う気持ちと、嗜虐の欲求が葛藤する。
良心の呵責に、ゾクゾクする。
嬉々として責める彼女の表情は、悪女というより悪魔のようだった。
(きっと私も、彼女と同じような顔をしている)
狂気の快感に溺れ、私は男の乳首にミントを塗り、舌で味わった。
「やめろ、変態」
「ちくしょう!」
「放せ、放せ!」
懲りずに暴れる男も、あまり怖くなくなった。
目を真っ赤にして抵抗している男が、可愛らしいとさえ思えた。
私が舐めた乳首に、ピンチを挟むと、男は呻き声をあげて、意味不明な言葉も、つぶやき始めた。
気がつくと、彼女の握っていた男性器は、何倍もの大きさに膨脹していた。
「あぁう、おぉう、」
男の切なそうな喘ぎに、私もアソコが疼き、自分でミントを塗って擦った。
(熱ぅい)
自虐の快感に陶酔した私は、ミントを乳首にも塗り、ピンチを勃起した乳首に挟んだ。
「痛ぁい」
「痛いわぁん」
腰を振りながら、快感に酔しれると、軽くイッた。
「ねぇ、痛いでしょ?」
「貴方も痛いはずよね?」
私が訊くと、男は憎まれ口で、
「うるせぇ、変態女」
「オマエと一緒にするな!」
と強がった。
「だったら、これならどうかしら?」
下半身を責めていた彼女は、拷問器具で男性器を締め上げ始めた。
男は歯を食いしばりながら、
「うぐぅ、うぇっ」
と呻き声をあげた。
赤紫に変色した先端から、透明な液体が漏れだしていた。
「やめろ、やめてくれ」
男の口から弱音が漏れた。
目尻から滴り落ちる涙が、私を痺れさせて、私も貰い泣きした。
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