しかし、私たちは趣向を変えてしまいました。
どうしてもあの美しく優雅で華麗な外観のまさに
鬼六のヒロインにピッタシの静子を放したく無かったからです。
「本当に、出来るのか」
「治療だと言えば罪ににならないだろう。
一度、様子を伺うか、場合によっては人集めのため会を
延期する必要があるしね。」
女王様によればかなり暗示にかかっているようだ。
調教を始めて二週間が経過していました。
私たちは調教上へと向かいました。
土曜から泊りがけらしくすっかり暗示にかかっているようです。
その時初めて静子の素晴らしい裸を拝みました。
両腕で胸を隠し横向けに膝を曲げて座り必死になって
恥ずかしい部分を私たちの視線から隠していました。
「先生、どうして早く助けて下さらいの?
静子、あの人たちの前で口で言語に絶する程の
辱めを受けることになるのですよ、」
すっかり小説の主人公に人格が変わっていました。
「今、手続きに奔走中なんだ、静子さん。
でもその会とやらは一旦中止させたからもう少し辛抱してくれたまえ。」
「本当でしょうね、きっと助けて下さいましね。」
「がんばってみる、今日は一旦引き上げるから
どうか静子さん、希望を失わずに。」
「相当重症だな。計画変更したほうが彼女のためかもなあ。」
初夏の好天の日でした。
車で一時間かけて会場に着きました。
この土地の会員が今日一日借りてくれた田舎の
公民館のような施設です。
40人の人間が畳の間で盛り上がっています。
それぞれが持ち込みの酒やつまみを飲んでいます。
会員の10人以外は初対面です。
私たち会員は舞台になるであろう奥の正面に
膳などはありませんがあぐらをかいて座りました。
左の筋には若い連中が5人、20代から30代の女が5人席に付いてます。
右隣には背広を着た恰幅のある男二人を中心に
作業委を着たやはり柄の良くない連中が8人います。
そして部隊になるであろう私たちの真向かいに
中年のとても上品とは思えない女と落ち着いた感じの
50,60代の男性が4人、そして一組のアベックが席を取りました。
私たちに取り囲まれるようになった部屋の中心には縄や
鞭の他に女の部分や肛門を責める道具
それに茹で卵とバナナ、剃刀とシェービングクリーム
大きな浣腸気とグリセリン液、洗面器などが置かれ
嫌でも話は盛り上がっています。
「本当に大丈夫なんでしょうね、警察に訴えられたりしないでしょうね?」
華道かの女だ。
「大丈夫、静子は完全に現実の自分と小説のヒロインとの
分別が付かなくなってますよ。」
「つまり、、色気違いって言うこと、ほほほほ」
「先生、支部長おめでとうございます。」
「まだ決まったわけじゃないわよ。」
「こんなものまで、へへへ、今日は表に誰もいそうもないから
外でさせられるzr、いくら美人だと言っても
出すものは同じだ、部屋の中が臭くなっては興ざめだ。
土建やの社長だ。
「こんなの持って来たから表までこれで。」
若い連中の一人が首輪と鎖を前へ投げ入れた。
「おお、気が利くじゃねえか」
「さあ、始めますか、少し趣向を凝らしてますが。」
私はスピーカーの電源を入れ、携帯で連絡した。
そしてビデオを構えた。
控室からのマイクのスイッチを入れる音が部屋に響きわたった。
「さあ、時間よ。皆様がお待ちかねよ。」
「、、うう、その前におトイレに行かせて下さい。」
「立小便も芸の内だと言ったでしょ堂々と
皆さんの前で披露するんだよ。」
部屋中に含み笑いがうかびます。
「小便する前にこれでアソコを剃ってやらないとなあ、
そうすりゃ、良く見えるぜ。」
「そんなむごいこと、、、それに静子は
三日間監禁されて一度も、、、大きいほうを
させてもらってませんのよ、お願いです。静子を
トイレに行かせて下さい。」
これで部屋中大笑いになったのはやむを得ないでしょう。
「聞こえたのかしら、それにしても凄い歓声。
大勢来て下さったんだからお礼に皆様に浣腸して貰って
出させてもらうがいいわ。」
「、、、せめて下着だけでも新しいものに。」
「それもダメ。すっかり嬉しくて汚してしまったんでしょ。
こんなことされても喜んでいる証拠にみんなに
プレゼントするといいわ。さあ、行くわよ。」
着物姿の静子とボンデージ衣装に身を包んだ女が
襖から現れた。
観客席の人物を確認した静子は顔を上気させ俯く。
しかしその目はこれから起こることへの期待感の
ようなものも伺えた。
「完全に分別を失ってるようだ。本当にあのライバルの
手に落ち調教されてこの日を迎えたと信じているようだ。」
精神科医が言った。
「これで安心そうね、あなたたちも今日は楽しんで行って。」
「そうさせて頂きます、先生。実はこんなもの
お持ちいたしましたの。」
「梅の花と菊の花ね。どうするの?」
「先生の次回の発表会に取り入れて頂けないかと
思いまして、、。
今までのコラボでは胸やお尻、前も生け花で
隠してましたでしょ?
でも先生の作品は芸術ですから隠すのも不自然ですわ」
「ほほ、わかったわ。静子をモデルにしろってことね。
挑戦して見るわ、人間花器、世間驚くでしょうね。
前の穴には梅、後ろの穴には菊の花ね。
でもその茎、細いわねえ。
特に菊、聞けば静子お尻の穴か茹で卵を産むらしいのよ。
そんなものすぐ抜けちゃうし、そのままでは傷がつきそう。
使い物になったら殿方、がかりなさるわよ。
少し、なだらかに切って何かで巻きなさい。
そうね、静子のパンティがいいわ。
すっかり濡らしているらしいから入りやすくなるはずよ。」
「静子、うれしいでしょ。何とか言いなさい。」
「どうか、そんな恥ずかしいことはおやめ下さいまし、
女のあなたならお分かりでしょ?昨日から身に
付けたままのそれがどんなに汚れているか、
それを、、、お、、お尻の、穴に入れられる
静子の気持ち、お分かり下さい。」
そう言いつつも静子の目はもっと恥ずかしい目に
合いたいと訴えているようだった。
「おい、ぼちぼち素っ裸になって詫びをいれろよ。」
静子は全裸になりいよいよ宴席は一層の盛り上げを見せ始めた。
つづく
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