しばらくは敢えて言葉をかけることなく、ただただ見つめます。
彼女の呼吸は走った後のような激しさ。あー、あー、と声を上げながら息を荒立たせ、そして、それに合わせるかのようにリズミカルに蜜が流れ舞うのです。
私の視線は文字通り釘付け。どうにも話すことが出来ずにいたのです。正直に言ってしまうと、私は女性のヴァギナを観るという趣味はありませでした。クンニリングスの時に見るくらいで、観たいと思うことも無かったというのが本音。美しいモノじゃないし、そのもの自体はセクシーでも何でも無いしと思っていました。
しかし、目の前に晒されている彼女のヴァギナは息をするかの如く妖艶な表情を次々と変化させながら私を魅了するのです。
それでも、やっとのことで視線を外し、彼女を全体で眺めて気が付いたのは、必死で目を強く閉じて、命じられたとおりに股間を開いて晒す彼女の姿でした。
このとき、また、言葉が独り歩きします。
目を閉じるんじゃない。こっちを観る!
何を言っているのか、なんのためにそう言っているのか、自分では丸っきり判りません。でも、言葉が口をつくのを止められないのです。
必死でヴァギナを晒している彼女は、体を震わせて快感の虜
それが、言葉をかけられてもしばらくは何言われているのか判らない様子。
もう一度、目を開いてこっちを見るよう命じます。
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