さて、その後は何のことも無く、閉店した郊外店の裏駐車上に移動。途中で、同棲相手から電話がかかってきて、彼との会話で素が出て
「あーー??なにが、あやしいっちゅのんよ、ああーーー!!」とか、こっちは車から飛び降りようかと思ったりはしたものの、一応無事到着。で、会話が始まります。
たわいの無い会話で数分、二人だけで車の中に居る居心地の悪さを取り払おうと、笑わせてみたり、話を振ってみたり。このところの会話から明らかになったことを再度尋ねたりと、一応、氷が溶けたかなと思われたので、聞きたかったことを尋ねます。
で、M、さんなんだよね?
この瞬間、電話で初めて聞いたときの沈黙と声音が変わった訳が明らかになります。
お、乙女じゃナいのよ。すっごく、テレ始めて、そして、モジモジとかしてるし。
似合わない。。。
貴女の観てくれと、そのそぶりは、全然マッチしない。
金髪で、超ミニ。上もド派手なシャツ。
それで、乙女は、似合わなすぎる。のに、本人は、もう、どうよってくらに、モジモジと。恥ずかしそうに、さっきまでの口調とは打って変わって、今度は、うん、ううん、うんうんと。
正直、その変わりように面食らって、会話が途切れる途切れる。
じゃあ、これまでやったこととか、教えてくれる?
えー、は、はずかしいぃ。。。
いや、そう言わず、こっち、全然判らないから。
えー、えー。言うの?えー、恥ずかしい、ってどついたろか、とは言えない。まだ、怖い。細身のからだなのいに、なんというか、迫力があるのは、やはり元ヤンってことなのか。それもとも、こっちが意識しすぎか。
なんとか聞き出したのは、
縛られる
これだけ
え?それだけ?
ホントは、もう、これでもかっ!ってくらい、やられてました。後から判ったんですけど、オシッコしてるのを写真に(当時は、フィルムと紙に印刷だった)撮られてるの、この方を調教した男性から数年後に見せられることになります。
苦痛系でいいらっしゃいました。これは、私が証明することに。
縛りについては、足を開いて縛られると感じる、ってところまでは、聞き出しましたが、それを口にするまで時間がかかるのなんの、なにせ、乙女ですから。えーっての、ばっか。
でも、話し始めたらこの方、どんどんと昂奮し始め、あからさまに誘ってきます。でも、私、この時点では、自覚ゼロ。なのに、なんだか判らないんだけど、観てくれ、めちゃ怖いままなんだけど、フラフラーッと、ホテルに行くことに同意
したんです。しちゃったんです。
車は一転、山に向かって移動開始!え?!山?なんで?山なの?
また、ビビってるんだけど、もう、いざとなったら走っている車から飛び降りるしか無いのかぁ。
そうこうしているうちに、市街の田んぼの真ん中にぽつーんと一件だけ立っているラブホテル、いや、これはもう、モーテルって感じの、古い古いホテルに到着します。
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