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決して言えない好物

投稿者:東村真耶 ◆G73RTlvJlU
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2026/03/10 00:55:54 (bPzszlVM)
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…スゥーッ!……タッタッタッ…

「…?…あ!真耶ぁ!来てくれたんだ?」

「うん…お疲れ様。よく頑張ったね。…出産、おめでとう…由衣…」

「ありがと~w 大変だったよ~…」

「今はゆっくり休んで?…」

「うん。そうするよ。…あ…ほら、真耶…抱いてあげて?…」

「………うん…」


。。。

高校時代からの親友が出産した。
知らせを聞いた私は身支度をし、花束を持参して足早に彼女がいる病院へと向かった。
ベッドにもたれる彼女が身籠る小さな存在… 
つい数時間前、この世に一つ命が生まれたのだ。

同じ人間とは思えないほど表情はぼんやりとし、動きはたどたどしく、思わず心が締め付けられる。
抱っこを促された私は思わず戸惑ってしまう。
生まれたばかりの赤子を抱いた経験がほぼなく不安だったからなのは大いにあるが、実際は他の感情だった。

なんとなく「後ろめたさ」を感じてしまったのだ。

。。。

「どう?赤ちゃんを抱いた感想は?」

「…うん…とってもあったかい(笑)…神秘的で…怖くなるくらいw」

「ん(笑)そうだよね。
 …私、真耶には一番にでも抱いてほしかったんだ…可愛がってあげて?」

「うん…ホントに嬉しい…私も最高に幸せだよ……」


。。。

「…寝ちゃったか…無理もないか。この子を産んだんだもん。
 …ンw…お母さん寝ちゃったね?一緒にねんねしな?…またね?…」

「???…ン……ァゥ…」


タッ…タッ…タッ…

出産…
なんて神秘的な事だろう…







新たな命が生まれた事ではない。







その経緯だ。







男女がセックスし、男性の精液を受精し…女性が妊娠する…

【…私は正直…「男性側」の貢献に心を動かされる…】



勿論大変な思いをし、自らの体をもって子を産みだした女性には敬意をもっている。同じ女性として当然だ。
女性がいなければ人類は途絶えてしまう。

しかし…私はそのきっかけを作った「種」の方により敬意を抱いてしまう…

世間では体を痛めた女性を功労者として称える風潮がある。
私はそんな風潮に内心違和感を感じていた。

健康で、優秀な遺伝子をもった子を産むのは女の使命。
しかしそれには…「種」が必要…

私は寧ろ男性の方が功労者だと思っている。
親友を労い赤子を抱かせてもらった私は…それでもその価値観は変わらなかった。

自分が嫌になる…
あれほど尊い経験をさせてもらったのに…

尊い?…
そうか…私はそれを、「種」の方に…



・・・
私の「種」に対する価値観は次第に敬意、慈愛といった最大級の感情にまで育っていった。
男性が自分自身と言える、遺伝子という「種」を含んだ液体を…「陰茎」という聖器から排出…射精……女性によってはそれを…飲む…






美しい…

そんなモノを頂いて良いのだろうか…







。。。

「真耶もいつか子供が出来たらいいね。」

「ンw ……そうだね…」

「いい男捕まえなきゃだめだよ?真耶みたいな美人、イケメンでモテる男じゃないとダメだよ。
 立派な赤ちゃん産まないといけないんだから。優秀な男選ぶんだよ?」

「ハハッ(笑)またそんな事言ってw……そうだね…」

「退院したらさ、何か美味しいもの食べに行こうよ。オムライス、食べたいんだw」

「由衣、大好きだもんね。行こう。」

「そういや真耶の好物ってなんだったっけ?…食に関心ないから聞いた事なかった。好物はないか。」

「…ンw……そんな事ないよ…。でも、とても貴重で珍しいものだから簡単には食べれないよ。
 由衣と一緒に食事する事は…ないかな…」

「え~ほんと~?どんな好物なの?ンンw」

「私の好物?…う~ん…それはね…」

窓の外の空を見つめる真耶。








『優秀ではない種…』









『誰も欲しがらないような…誰も手に入れた事のない…尊い種…がね…』







『言えないよ。この子の為にも…
 いつか生まれるかもしれない、自分の子の為にもね…』








【27歳 カウンセラー 
 主に性被害、性犯罪にあった女子を担当。親身なカウンセリングと人柄により多くの女子を寛解へ導いている。
 担当は男性もあり、女子の加害者となった者とも危害の恐れがない場合に関わる。
 
 164cm 52㎏ 細身 Dカップ
 服装は主にラフなもの 黒タートルネック 黒ジーンズ】
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投稿者:三倉実巳 ◆2etdkxnw6I
2026/03/14 18:01:51    (d3XeSBAA)
「…え?」

大抵、数分後には軽蔑の眼差しを向けられている。
あるいは否定的な言動、それ以上は不要と話しを途中終了を強いられる。

にもかかわらずこの女は視線すら外さず、あろうことか復唱しながら耳を傾けるのだ。
ひとしきり話し終えてなお、まるで同情、許容、そんな肯定的とまではいわないまでも、男の感覚を否定せず理解しようと努めている様にも見えた。

それも仕事柄、というよりはどこか素の様子。
心のどこかで本当に共感しているような風にも取れるほどに。

だからこそ男の子の反応だったのだ。
拍子抜けか、呆気にとられるような感覚。

そして、どうして白なのか…という質問まで飛んでくる始末。

「あ、あぁ…。なぜかって…?
そうだな…。
答えは割とシンプルだと思うぜ…?

一番下着っぽいんだよ…分かるかい…?
見せパンだ、ブルマだ、って、スカートの中に重ね履きって言うのかい?
あれをしている女は皆、紺、黒、グレー。
そんな色ばっかりだ。

もちろん、皆が皆白を求めているわけじゃないだろう。
でもさ…同じように見るなら、見られたくないと思っているモノを見る方がそそるじゃないか。

今日は黒だし、見せパンだと思ってくれたらラッキー…とか。
思っている女がいるかどうかは知らねぇが、少なくとも白の見せパンなんて俺は知らない。

だから白なんだよ…。」

控えめだった話が、女の肯定的、前のめりな聞き様によって饒舌に変わる。

「もちろん、濃いめの色。
それこそ黒や紫なんかは、汚すと目立つから…興奮するんだけどね…?

なんたって、精液は真っ白…、いや、少し黄ばんだ白って言った方が良いか…。
なことが多いわけだしな…。

ってぇと…、先生は今日は黒なのかい…?それともグレーなのかな…?」

完全に調子に乗り始め、股間の膨らみも隠すことなく厭らしい笑みを浮かべながら真耶のスカートの奥を気にするように問いかけ始める。
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