2025/11/15 22:21:47
(e4EucYia)
「あら、慶次もあの試験を受けたの?気の毒に…、お祖父さまも意地が悪いわよね。
現国、日本史、生物、化学の問いは英語で答えは日本語。
アジア言語、ヨーロッパ言語などは問いは日本語でそれぞれの国の言語の答え
私も高等学科入園の時、受けさせられましたのよ。」
ザワッ!生徒たちが優愛が無試験で入園していると思っていた。
「優愛様、私たちは普通に日本語での問いで日本語の答えでした。」
「多言語の物はその言語でその言語の答えでしたよ。」
「私、その試験受けてたら入園出来なかったかも知れませんわ。」
「僕もです。」
「私もです。」
「皆さん、静粛に優愛様、慶次様は他国交流の場に出向く事があるので理事長の意向でもあります。」
「あの…、桜井先生も多言語を?」
「えぇ、この学園でしかも将来を担う慶次様にお教えするのに必要な事です。
ちなみに私は高等学園卒業後、大学の教鞭も振るいます。
慶次様はその後、大学院へと進学されますが進学と同時に学園長に就任されます。」
「…学生が学園長に?そんな馬鹿な……。」
「何が馬鹿なのですか?慶次様が大学院進学した後、私が第一秘書でお遣えし
そこに居る、桜井潤が同じく大学院に進学後、第二秘書です。」
(て、ことはそれまでに前田慶次を手懐ければ……。)がバレないと思い企み笑いをすれば直ぐ綾子が気付く。
「後藤先生、何やら邪な事を考えておられる様ですが慶次様の大学院入学前に優愛様とご結婚なさいますが…。
全く市井の方は自分に良いようにお考えになる事がお有りだと聞きましたが本当なのですね。」と綾子。
「わ、私、何も言っていませんよ!(でもパンティも見てたし大人の女に興味あるはずよね。
初めは2人きりになって……。)」
【読唇術、表情に出やすい方なのね、後藤先生は。】
【本当に困った人です、慶次様から離れないように…。】
【いいえ、態とふたりにして?】
【優愛様、お考えがお有りなんですね。】
【えぇ、あの女が慶次を誘惑しても簡単に反応しないわよ、そうよね、慶次?】
「¿アジュダンド・ア・トゥ・パドレ?エル・エルマーノ・ケイイチ・エスターバ・エストゥディアンド・エン・エル・エクストランヘロ。
(お義父様の手伝いを?慶一お義兄様は?あぁ、留学中でしたわね。)
後藤先生、スペイン語は苦手でしたわね、失礼しました。
ヘルピング・ユァ・ファーザインロー?
ワト・ァバウト・ケイイチィ・ユァ・ブラザインロ?
アー・ヒー・ワズ・スタディイング・ァブロード・ワーズント・ヒー?
学園ではキングス・イングリッシュを使うのでこちらで通じてくださいね。
それから…ノ ティエネ センティード インテンタール セドゥシール ア ケイジ。ケイジ ノ ティエネ ニングン インテレス エン ゴト-センセイ。(イタリア語)
(慶次を誘惑しようとしても無意味ですよ。慶次、後藤先生に全く興味がないですもの。)」
「優愛様ったらクスクス…。」
「慶次様が優愛様と言う方がいらっしゃるのに後藤先生なんかに…、プッププ……。」
「資質が違い過ぎて僕ですら…否、遊び相手にはいいかな?」
「何アナタ言ってるのよ。」
「あら、皆さんも後藤先生とお遊びになりたいんですか?」
「皆さんもと言う事は…優愛様もですか?」
「イヤだわ、私は見学するだけで十分ですわ、慶次も見学だけでいいわよね?
まず高等部の一年生を受け持つ新人教師、後藤先生だけでしょうけど…。
着るものの善し悪しもお判りにならないようですから綾子さん、学園の教師に相応しい衣服を用意して差し上げて?」
「優愛様が仰るならば用意致しますが…、お判りになるでしょうか?」
「何事も勉強よね?慶次、後藤先生もそうして下さい。」
【解っているわね、シルク生地の白ブラウス、タイトスカート…ねっ?
パンティはTバック、下着の線が出たら端ないと言いなさい、色は任せるわ。】
【あとは潤に任せて…、今の持ち物全部使えなくしてしまえばいいのですね。】
【私は何も知らないわよ?】
【そうでございましたね、優愛様は学園に相応しい装いを教えて差し上げるだけ…ですよね。】
【綾子、写真付きで下着、男子レスリング部にばら撒くのはどうだ?】
【潤義兄さんったら…、それだけじゃ面白くないわよ、あの体育教師に私の気持ちです。って…。】
【アイコラでも作って送りつけるか?綾子も悪いこと考えるな…。】
【襲われでもしたらそれを優愛様たちが助ける、ただ誰かしらか写真が届き指令通り動かなきゃいけない状況にするのよ。】
【後藤先生、授業中も放課後も寮でも休み暇ないな。】
(優愛様の暇つぶし相手に選ばれてしまったのだから仕方ないさ。
衣服は綾子に部屋の手はずは潤に任せてお手並み拝見ですね。)
読唇術を読み終え、4人を見ると優愛が寮に戻ってからの話を慶次にしている。