2025/09/06 06:13:13
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第一条 定義
本契約は、署名者を「牽引用家畜(ドラフトホース)」として扱うことを定める。署名をもって、署名者は人間としての身分を放棄し、契約期間中はただの労役用動物と見なされる。
法的な根拠: 民法第728条により、署名者は自発的に人間的権利(投票権、財産所有権、訴訟権など)を放棄し、動物法第22条(家畜登録制度)に基づき、所有者の家畜として登録される。これにより、署名者は法的に「所有物」として扱われ、人権保護法の適用外となる。
第二条 装具および拘束
署名者は、全身を覆う厚手のラテックス製スーツを着用する。閉じられた後、契約終了まで脱がされることはない。顔はビット状の拘束具で塞がれ、全身は皮革のハーネスで固定される。肛門には常時、中空のプラグを挿入し、排泄の制御を完全に失わせる。
法的な根拠: 刑法第412条の合意免責条項により、こうした拘束具の使用は「自発的合意」として合法化される。また、衛生法第67条(特殊装具の恒久着用)で、ラテックススーツのような「恒久装具」は、契約期間中の衛生管理を所有者に委ね、署名者の健康責任を免除する。プラグの挿入は、動物福祉法第34条(家畜生理制御)に基づき、家畜の排泄管理として認められる。
第三条 生活条件
契約期間中、署名者は厩舎や小屋に収容され、食事は干し草、野菜、水に限定される。寝床は藁。日々の任務は耕作地の耕作、荷車の牽引、人間の運搬など、徹底的に「家畜」としての役割のみが与えられる。
法的な根拠: 労働法第156条により、この生活条件は「特殊労役契約」の一環として有効。食事・住環境の制限は、動物福祉法第45条(家畜飼育基準)で、家畜の標準待遇として定められており、人間的快適さを求める権利は放棄される。任務の強制は、契約法第201条(労役履行義務)により、拒否不可とされる。
第四条 契約期間
契約は「一季節」を単位とする。完全に一季節を終えなければ解放は認められない。途中で売却された場合は、新しい所有者に権利が継承される。
法的な根拠: 契約法第89条(期間契約の厳格性)で、「一季節」(約3ヶ月)を最小単位とし、中途解除を禁じる。売却は、民法第550条(所有権移転)に基づき、家畜としての署名者を「動産」として扱い、所有権の継承を可能にする。これにより、署名者は法的に「譲渡可能資産」となる。
第五条 試練の日(トライアルデー)
契約開始日に、署名者は「試練の日」に臨む。夜明けに大量の野菜と果物を強制摂取し、さらに多量の水と下剤を与えられる。ラテックススーツとハーネスで完全に拘束されたのち、市街地で人力車を牽かされる。
このとき、少なくとも十人の知人が証人として同乗する。そのうち半数以上は敵対的な人物でなければならない。さらに、道行く通行人や子供たちも自由に乗車できる。署名者は拒否できず、あらゆる嘲笑と視線に晒される。
法的な根拠: 刑法第412条の拡張適用で、強制摂取と公衆露出は「合意に基づく試練」として免責される。証人の要件は、証拠法第112条(公衆証言制度)により、契約の有効性を証明するための必須手続きとされ、敵対者の参加は「公正性確保」のため。公衆参加は、公衆参加法第78条(公開試練の自由参加)で、署名者の社会的地位放棄を公的に宣言する手段として合法化される。
第六条 契約満了後の処理
契約期間を終えた署名者は、所有者の責任から解放される。ただしスーツは外されず、そのままの姿で選ばれた住所に届けられ、前庭の柵や樹木に繋がれる。そこで住人の判断に委ねられ、助けられるか、あるいは見捨てられるかは不確定である。
法的な根拠: 契約法第305条(満了後処分条項)により、満了後の処理は所有者の裁量に委ねられるが、スーツの非除去は衛生法第67条の延長として、署名者の「残存家畜状態」を維持。住所への移送は、民法第728条の放棄権に基づき、署名者の人間復帰を「任意」とし、住人の判断に依存させる。これにより、法的に「不確定解放」が認められる。
第七条 署名
本契約は一度署名された時点で取消不能となる。署名者はその瞬間から「人」ではなく「牽引用家畜」としての存在に変わる。
法的な根拠: 契約法第10条(取消不能契約の原則)により、署名即時有効化され、撤回は不可能。署名後の地位変更は、民法第728条の即時適用で、法廷での異議申し立て権も剥奪される。