貴史は会社の上司に紹介された坂上雄二と言う男性と会って、貸し出しについていろいろ話をした。

家に帰宅した貴史は綾に貸し出しについて書かれた紙を見せた。
(生挿入禁止は当たり前のことだね。私を嫌がることはしない。月曜日から金曜日が貸し出しなんだ。と言うことは週末は貴史に会えるだね。
貸し出し期間の１年はどうなんだろう？長いのか？短いのか？やってみないとわからないわ)

綾は一通り目を通すと、契約書に桜井綾と書いて印鑑を押す。
貴史は契約書を雄二に渡して、これで契約が完了して、貸し出しをすることに。

綾はカバンに服や下着など入れて貸し出しされる準備をしていた。
月曜日の朝、いよいよ綾が坂上夫婦に貸し出しされることになって、待ち合わせ場所であるカフェに綾と貴史は夫婦を待っていた。

貴史は雄二さんと会ったことはあるが、綾は初めて会うからどんな人だろうとドキドキしていた。

了解です。
夕方ですね。楽しみに待ってます。

少しして、優しいそうなぁ夫婦がお店に入ってきて、貴史に声をかけて席にすわる。
(はじめまして、桜井綾です。今日からよろしくお願いします)

最初は緊張していた綾は同性の早奈恵さんが優しく声をかけてくれて、楽しく会話していた。
貴史と別れ、雄二さんの車で移動する時、早奈恵さんが荷物を持ちますと声をかけてくれて、
(早奈恵さん、ありがとうございます。)

車のトランクに綾の着替えなど入ったカバンを鍵をして入れた。
少しして、あまりの大きな屋敷に綾は驚いて、車のトランクから荷物が出されなかったことに気づいていなかった。

玄関に入ると、雄二が服を脱いで全裸になるように命令する。
(そんな、無理ですよ)
先程まで、優しかった夫婦とは違いことに綾は違和感を感じる。

早奈恵さんはカゴを持ってきて、ここに着てきた服や下着を入れるようにと。
綾は言われた通り、黒のワンピース、レースの入った黒の下着、黒のストッキングを脱いで全裸になる。
(これでいいですか？)

カゴに入れた服や下着は早奈恵さんが何処かに持って行ってしまった。
雄二さんから、この家のまわりに何があるか？見ておこうと外に散歩に出かけようと。
(散歩ですか？このあたりは来たことが無いのでどんなお店があるか？知っておきたいですね。)

早奈恵さんが何か持って、戻ってきた。
綾の首に赤い首輪を嵌めると、両手を後ろにまわして手錠された。
(何するんですか？これを外して下さい)

赤い首輪にリードを嵌めて、後ろ手に手錠されて、玄関から出ようとする。
(このまま、外に出たら、通報されて、捕まってしまう。)

綾はこのあたり、ＳＭ愛好家でそう言うプレイをしていることなど。
雄二は全裸のまま、リードを引っ張って外に無理矢理連れ出す。

早奈恵さんはカメラを持って、綾が外で全裸で歩かされているところを撮影していた。
(ええ、なんで撮影しているですか？撮らないで下さい。)

しばらく歩かされていくと、綾をバタバタ動かしていた。
(あの、雄二さん？トイレに行かせてください。我慢できないです。)

トイレに行きたいと言うと雄二さんは雌犬なんだから、犬のように片足あげてするように命令する。
(こんなところで、するなんて。トイレに行かせてください)

なかなか言うことを聞かない綾に早奈恵さんはバシッとビンタをする。
言う通りにしろと怒鳴りつけられる。

仕方なく、綾は手錠を外されると、近くにあった電柱に片足を上げて、まるで犬のようにジョーとオシッコをかける。