月曜日に会社に出社すると、雷斗が出張に出かけると話をしていた。

営業補佐で女性社員の誰か一緒に同行するように言われたが女性社員はみんな嫌っていて、行きたがらなくて、誰も手を上げない。

すると、上司の雷斗は綾を指名する。
(ハイ、わかりました。金曜日から月曜日の出張に同行します)

上司である雷人はみんな嫌っているから、綾を指名されて、みんな安堵の表情していた。
綾は出張に向けて、泊まるホテルを予約したり準備していた。

家に帰宅すると、旦那(雅也)に金曜日から月曜日まで出張だと話をする。
雅也は上司の雷斗と一緒に出張と聞いて、少し不安だった。
それは妻の綾から、会社で雷斗は女性社員にセクハラを受けていると。

（まだ、少し会社の場面継続しますね）
朝礼が終わると、雷斗は綾の席にきて
「桜井、旅館は草津温泉の宿から選べ、相手は3人でこちらは、俺と桜井の2名の5人だ。それと、小宴会場でいいから、それも押さえろ。あと、宴会のコンパニオンは4人で、なんでも有りのピンクコンパニオンを頼んどけ。宴会は、夜６時から３時間な。」　
と言ってくる。
ピンクコンパニオンを呼ぶと言うことは、普通の接待ではないと綾にもわかる。
さらに、雷斗は
「翌日は、昼からゴルフをハーフで回るから、ゴルフコースも手配しとけ、お前もゴルフ用具先に送っておけよ」
と命令する。

デスクで作業していると、雷斗が予約するように言われた。
(草津温泉の宿からですねー。こっちの人数を入れて５人ですね。宴会場も押さえて、コンパニオンも呼ぶですか。3時間の宴会でコンパニオンも呼んだら、かなり費用がかかりますがいいですか？)

コンパニオンの接待に私も同席させられるなんてと思いながら、予約を入れる。
雷斗からゴルフコースも頼まれて…
(私、ゴルフしたことないですけど？接待ゴルフに参加するの？ゴルフ用具は買って、準備しておきます)

まさか、ゴルフをまわることになるなんてと思いながら、ゴルフコースの予約などする。

出張当日、雅也は綾は部屋は別々だと言っていたが、心配でたまらず、綾に
「何か、あったらすぐに電話してこいよ」
と何度も何度も注意して、綾を送り出した。
駅に着き、電車を待ってると、人身事故で30分の遅延と案内がされた。
綾は時間があると思い、雷斗に化粧室に行って来ますと告げると、雷斗は財布から五千円を綾に渡し
「なら、ついでに駅弁を君の分と2個買って来てくれ、本来ならあっちに着いて何か食べようと思ったんだが、電車の遅延で時間ないし、電車内で食べよう。あっ、荷物は見ててあげるよ、買い物の邪魔になるだろ」
と言い、綾からキャリーバッグを受け取る。
雷斗は、綾がホームの階段を降りるのを見ると、おもむろに綾のキャリーバッグを開け、綾の下着の入った袋を取り出し、中身をゴミ箱に捨てると、代わりに雷斗が用意してきたエロ下着やセクシー下着を袋に詰め、キャリーバッグに戻す。
（キャリーバッグには、暗証番号のロックが掛けられてたが、事前に調べてた、旦那の誕生日で解錠できた。）

出張の日、綾が家を出ようとすると雅也が声をかけて…
(わかった、何かあったら連絡するねー。じゃあ、行ってきます)

駅で2人で待ってると、アナウンスで電車が遅れると言うことだった。
その間にトイレに行ってこようと雷斗部長に声をかけると、お金を渡された。
(駅弁と飲み物を買ってきますねー。カバンを見て置いて下さい)

トイレにいくと、雷斗部長は綾のカバンから、下着類(ブラ、パンティ、ストッキング)を全て取り出して、ゴミ箱に捨てる。

しばらくして、綾が飲み物と駅弁を買って戻ってくると何故かストッキングを穿いていなかった。
(今日はついていない。ストッキングが伝染するなんて最悪。先々不安な出張。ホテルについたら、ストッキングを穿き直そう)

この日は黒のスーツで会社の制服を着ていたけど、雷斗部長にスカートはミニに変えられていた。

(少し内容をかえて、カバンには下着がないことにしました。)