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2025/12/28 14:12:22
(dmTIvqbv)
私たちの町には、昔ながらの大きな商店街があり、イベントも多く催され、多くの人が集まります。
あるイベントで福引に挑戦ふると、何と特賞のペアでの1泊温泉旅行が当たりました。
けれどそれは商店街の慰安旅行と随伴するというものでした。
久しぶりに夫と2人で出かけられると喜んだ私は少し残念に思いましたが、大勢の旅も悪くはないと言う夫に説得され参加を決めたのです。
行きのバスで観光地を見て回り、夕方になって着いた宿も趣がありました。
夜の宴会では、私と違い殆ど面識がなかった商店街の店主たちとお酒を飲んで盛り上がり楽しんでいるようで、参加したのは間違えではなかったと感じていました。
その宴会中、催しのひとつとして催眠術師がステージに立ち、どういう訳か私がステージに上げられ催眠術をかけられることになったのです。
その催眠術は、夫以外の人が夫に見えてしまうというものでしたが、ものの見事に失敗…会場からは笑いがおこりました。
でもこの催眠術は、失敗ではなかったのです…ある合図をキッカケに発動するものでした…元々福引の特賞は、私たちに当たるように仕組まれたもので、普段から商店街で買い物をしていた私に目をつけた商店街の会長たちの罠だったのです。
そんな事とも知らずに、お酒を飲んで盛り上がっている夫を宴会場に残し、先に部屋で休んでいた私の元に、会長をはじめとして商店街の店主たちが次々と訪れ…
痛い汚いはNG。中~長文希望。
はじめる前に少し相談からお願いします。