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2025/12/22 01:26:01
(XuqmIp7M)
某大学へ通う貴方。二回生になり以前と比べると大学生活に慣れてきた。
学業は順調で友人にも恵まれている。特定の恋人は現在いないが、それ自体に悩む事もなく日々を楽しく過ごしている。
ピンポーン!…
大学から帰宅し住んでいるマンションの一室にいるとインターホンが鳴る。
ズッ…
《ああ、私。入るね?》
モニターを見ると女が立っており馴れ馴れしい口調で話し出す。
ガチャ‥
「お疲れ~…」
そして玄関が開くとその女は中へと入ってくる。
南野秋奈という同級生の女友達だった。
入学時に知り合いいつしか友達になっていた。
派手目のルックスは貴方とはミスマッチなものだったが何故か波長が合う。
気さくで何でも話せる様な懐の深さがあり、恋愛話までする程だった。
こうやってよく貴方の下宿先へ転がり込み、漫画を読み漁ったり映画を見たりしていくのだった。
今日は用事の後に恒例の訪問となった様だ。
「…今日の人はどうだったの?…おいしかった?…」
「? ああ!さっきの人?…あ~結構美味しかった。濃厚でさ、好みだった。
ん?なんで?」
「あ、いや‥どうだったのかなと思って‥聞いただけさ。」
「そ?…ン(笑)」
いつもの様に漫画を読みだす秋奈へよくわからない事を不意に問いかける貴方。外出先で何か食べた様だ。
秋奈は一瞬キョトンとすると、やや感慨に耽る様に返答する。
何故聞いたのかがわからない秋奈と、どこか言葉に詰まり気味な貴方。
やや気まずそうな貴方へ優しく微笑む。
…秋奈が食べたものは………ザーメン…
知ったのは、半年ほど前。一年次。
何でも話す様になり、話題は下ネタから性癖までにも及んでいった。
パンチラや下着といった、言いにくい男の性癖を貴方が打ち明けた後、秋奈はならば自分もといった様に開示した。
…精子が好きと…
言い方や感情は冷静そのもの。
恥ずかしさなど微塵もないかの様に打ち明けたのだ。
普通、あんな事は言えないだろう。増してや女の立場では…
誰にでも言っている訳ではないらしいが、仲の良い相手には打ち明けた事があるらしい。大学では貴方だけらしいが。
聞くところに依ると…これまで何人もの精子を飲んできたらしい。
今日もマッチングアプリで知り合った男と食事の後に飲んできたところだった。
「どんな男だったの?その…ルックスとか…タイプとか…」
「? あ~…そう、だね…なんていうか…ちょっと地味な感じ?…あ~うん、かっこいい系とかでは…ないかな…体型?あ~けっこう太ってた。ちょっとだらしない人なんだろうね。」
「……ブ男?…」
「ちょっとwそんな言い方辞めなよw …う~ん…まあ…そう言われる…タイプ…かな?」
「そ、そうなん…だ…」
相手男性を貶す言い方をする貴方を軽く窘め、否定でもない返答をする秋奈。
…恐らく…貴方の想像通りなのだろう… …それを…美味しかった…と…
「なんだよw ○○はどうなの?彼女出来そう?」
「いや、俺は…まだ。中々言い出せなくてさ、気持ちを…」
「そっか。なんでも聞くからさ。私で良かったら何でも言ってね?」
「…ああ、ありがとう…」
…貴方は……秋奈に恋心を秘めていた…
あんな性癖を知ってしまった後でも、心惹きつける人柄にいつしか恋をしていた。
でも、彼女は……常に種付けされていく…
色々な男の種を好物とし、様々な遺伝子を体内へ取り込んでいくのだ。
辛い恋…だった…
どうして彼女はこんな性癖をもって生まれてしまったのか。
出来る事なら、取り除いてしまいたい。
何度そう願っただろう。
「…どんな味なの?…その…味覚とか…
精子ってその人の…種…遺伝子…じゃん?…」
そんな気持ちがありながらも、何故か秋奈に質問をしたい衝動に駆られる貴方。
優秀ではないであろう遺伝子をもつ男の精子を、美味しい…と言う彼女に………何故か無性に興奮する自分がいたのだ…
【黒髪ボブ 165cm 細身 Eカップ 目鼻立ちのはっきりとしたかなりの美形】