柳原　慎也
27歳　杏菜の隣の課の先輩社員
実は女癖が悪く外では遊びまくっているが、社内ではそんな話は全くせず、明るく楽しいキャラで通っている。
隠れて社内セフレが数人いるが誰にもバレていない。


「おーい、神尾！寝てんのかー？神尾ー？」

耳元で大きな声で名前を呼び、軽く肩を揺するがしっかりと眠りに落ちた杏菜は寝息を立てたまま。

「もー、コイツ仕方ないヤツっすねー。そんなに飲んだのか？」

周囲の同僚社員を笑わせるようにおどけて見せ、下心のないような素ぶり。
自分がクスリを仕込んで眠らせたのだが。

「自分神尾の家知ってるんで、帰り送って帰りますよ」

周りの社員たちはやれやれと言わんばかりに荷物をまとめてそれぞれ帰っていく。