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撮られる諦念

投稿者:勝木里奈 ◆Hy.E2PgiJM
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2025/07/25 20:01:50 (BmIOJOZ7)
26歳 不動産仲介業で働いている。
大学を卒業後に当社へ就職し、4年目となった。主な業務はお客様への不動産紹介、仲介、事務作業といったもの。
不動産対象は主に賃貸で、アパート、マンションといった住居から、オフィス、飲食店といったものまで多岐に渡る。
契約を検討されるお客様がいる場合、内見を行い、場合によっては男性と二人きりになるのが常。男女として考えるとあまり良い状況ではない。
実際二人きりになった瞬間、セクハラや最悪乱暴被害に遭うケースも世の中にはある。幸い私はそういったものにはここまで遭っておらず、比較的円滑な接客業務をやってきた。
寧ろ男性客は紳士的で常識的な方が多く、比較的珍しい女性従業員を気遣ってさえくれた。

‥盗撮‥というものを除けば‥

紹介時のテーブル下‥ 内見時のスマホ差し込み‥
私は、業務中に客から盗撮被害に遭っていた。

気づいたのは2年目。
テーブル下を気にする様な男性客の仕草、内見時の不自然な動き、前屈みや足を開く様な姿勢になってしまう案内を求める事の不自然な多さ‥
明らかに私のスカートの中を盗撮していた。

気づいた私は上司に相談。
しかし返ってきたのは予想外のもの。
「あくまで証拠はなく、接客業故に色んなケースがある。敢えて公にせず、黙秘するのも一つの手。防止用下着などもあるだろう?」
明らかに揉み消そうとしている。世の中はこういったものだ‥と言わないばかりに理不尽な対処をされた。
当然私は異議申し立てるも、得体の知れない謎の圧力に根負けしてしまい、それ以来上司の方針を呑んでしまっている。

ーーー
それ以来、私は客の盗撮行為を敢えて黙認してきた。
当然本意ではない。おかしくなりそうな程の不快感、恐怖感を感じながらの業務。平常心で出来る訳がない。
恐らく当時の私は顔を引き攣らせながら接客していただろう。
しかし、先述した暴行といった肉体的な被害とは違い、特別体を触られたり怪我をする事はない。重ね穿きという下着を見せない方法もある。
あくまで精神的な被害だった。

いつしか私は、平常心で業務に当たれる様になっていた‥

別に受け入れている訳ではない。認めている訳でも当然ない。
言ってしまえば、「撮られる事に我慢出来ればこなせる仕事」という概念になってしまっていたのだ。
最近では俯瞰出来る様にさえなり、盗撮してくる客をある種観察する様になっていた。
盗撮をする様な男は女性に縁がなく、如何にもな気持ちの悪いタイプだと思っていた。しかし、意外にも彼女や妻がおり子持ちの人も。雰囲気も紳士的で礼儀正しい男性が多いのだ。
「何故こんな人が盗撮するのだろう?‥」
「パートナーがいても満たされない何かがあるのだろうか?‥」
「子供がいながら、そこまでして下着を盗み見たいの?」
妙な疑問を抱く様になっていた。
ある種の人間観察をする様になったのだ。

クッ‥  スルッ‥スルッ‥ フッ‥

「ふうっ…」

重ね穿きを脱ぐ私。

自身の生き方がある中、リスクを承知で私の中を狩ろうとする勇敢な男性客達‥
‥「礼儀」が欠けている様に感じたのだ。

シュッ‥ シュッ‥ キュッ!…キュッ!…

アンフェアな穿き物を脱ぎ去り、フェアなもの一枚だけにストッキングを被せていく‥
つま先まで入ったのを確認すると、ストッキング口を何度か引き上げ、股部をしっかりとフィットさせる‥
狩りへ旅立つ、彼らへ敬意を示す様に。


私のやっている事は普通ではない。
奇妙な人間観察に興じ、人間の闇を敢えて受け入れ、スカート内を差し出す‥
心のどこかでは彼らを理か‥いや、追究したいと思う自分がいる。
被害者だと思っていた自分は、もしかすれば‥

ヴィーン!…

「いらっしゃいませ。本日はどういった物件をお探しでしょうか?‥」








【茶髪ワンレンボブ 166cm 55㎏ Dカップ スレンダー体型
 彼氏なし。経験人数3人。】
 
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投稿者:勝木里奈 ◆Hy.E2PgiJM
2025/07/26 12:31:26    (Hz2GFPOp)
「勿論でございます。お暑い中御足労いただきありがとうございます。」

一見になるかもしれないのを前提での来客にも快く対応。
灼熱を冷やす様な空調とは相反する温かみのある表情で受け入れていく女性従業員。

「三人の御家族で…ン~…2LDKにお住まいで…ア~…娘様が…ン~…
 畏まりました…立ち話も難ですので、どうぞ、あちらへ。ご案内いたします…」

貴方の簡潔な経緯説明に相槌を適度に打ちながら親身な態度で聞く女性。
一通り聞き終えるとにこやかに笑みを浮かべ、右手を奥へ向けて案内をしだした。

「いらっしゃいませ…」

「いらっしゃいませ…」

パソコンに向かう男性従業員達が挨拶をしていく中、カウンター横を通り奥へ歩く二人。
縦に商談スペースと思われるテーブル席が三つ並ぶ。
先客がいないのか全て空席。

「どうぞ…」

女性従業員は一番奥の席を案内。
自身は奥側へ着席し、貴方は手前側へ。
腰を下ろせば頭一つ分だけが見える様なスペースで、周囲からは女性従業員の顔が見える造りになっている。
他の2席は角度的に二人とも顔や体が見える造りで、当席はより個室に近いものになっていた。
より落ち着いた商談を気遣ってか、この席を選んだのだろうか。

「改めまして、御来店ありがとうございます。
 わたくし、当店の物件案内を担当しております、勝木…と申します。
 どうぞよろしくお願いいたします…」

女性従業員は一礼すると貴方に名刺を差し出した。
勝木…里奈…というらしい。
20代半ばくらいだろうか。

「御家族が三人おられて…娘様のご成長を懸念されて、現在のお住まいよりも広い物件を探されてるんですよね。
 確かに、2LDKはちょっと狭くなってくるかもしれませんね(笑)
 え~仕事部屋…と言いますと、具体的にはどういったものでしょうか?差し支えなければで結構なのですが…」

貴方のプライベートな事情を話題に出し、笑いも含ませながらにこやかに話していく勝木。
きっちりとした礼儀を弁えながらも、どこか親しみやすい人柄。
ベテラン、と言うには若すぎるも、確かな経験を伺わせる接客だった。
両手は膝上へ添え背筋を伸ばし、より貴方のイメージを知ろうと深堀していく勝木。








『既婚者…ね…三人家族で娘あり…か…
 誠実で比較的爽やかそうな風貌…良い旦那様に感じるけど…

 …この人は…どうなんだろう?…』
2
投稿者:朝倉翔馬 ◆KvjJ8yKnV2
2025/07/25 20:16:57    (vZvQm399)
「こんにちは…。
良い物件があれば引っ越しを検討していまして…。

何社か渡り歩いているような状態なんですが…、良いでしょうか…?」

30代中頃から後半くらいに見える男。
ベージュのチノパンに白のポロシャツとラフな恰好ではあるものの、清潔感もあり、洋服も何度も着まわしたようなくたびれた様子も見受けられない。
丁寧な口調と落ち着いた雰囲気。
差し当たって第一印象で悪いイメージを持たれる要素はなさそうに見える。

「妻と、娘が一人おりまして…。
今は2LDKのマンションに住んでいるんですが、そろそろ娘の部屋の事も考えてあげないと…と思っているんです。

仕事の都合上、仕事部屋が必要で後は寝室。
となると、どうして娘の部屋を現状では用意してあげることができないんですよね…。

良い物件があれば、それこそ戸建ての購入も考えてはいるんですが…。」

それなりの購入動機、娘がそれなりの年齢になってくれば自分の部屋を欲しがるというのは一般的によく聞く話ではある。

「ただ、早々に決められる感じではないので、色々見せてもらえれば…と。」

事前に即決の意志、どころか早期で決める気もないことだけははっきりと告げる男。
様子を伺うような視線。
購入資金云々の話ではなさそうなのは、男の視線がちらちらと里奈の身体に滑り降りてくることから想像できそうでもある。

経験から想起させる「目的が購入ではなさそうな客」の存在。
理由をつけてお帰り頂く、なんて対応も今の里奈ならできそうでもあるが…。
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