2025/06/24 10:33:33
(b/b0ggqb)
わかりやすく固まり狼狽える梨乃にこれは何かあるな、と内心ほくそ笑みながらシアタールームへの案内を頼んだ。
中は広めで設備もしっかりとしていたが不自然な点もちらほら見受けられる。
「ほうほう、これはかなり豪華というか設備が整ったシアタールームだな。普通のご家庭にはあまりない部屋だ。どれどれ、飲酒はしていないようだが…ふむ…」
梨乃に続いて入ると部屋の中を見回し、一瞬不自然な動きをした梨乃をしっかり確認した。
明らかに部屋にいらないはずの電動マッサージ器、見ていたと言う割にパッケージの存在しない映画のDVD、きちんと冷房の効いた室内…。
梨乃を視界に収めながらわざと聞こえるくらいの声でチェックをする。
「ふむ、高梨はあんなに暑そうにしていたがシアタールームもきちんと冷房が効いているね。それに映画を見ていたと言っていたがDVDパッケージもないな。おや、これは…?」
確認していると梨乃が脱ぎ捨てていたパンティをローテーブル下に見つけてニヤリと笑い、わざと梨乃からはギリギリ見えるか見えないか、そしてすぐには拾えない位置に足で動かす。
「(こらは梨乃のパンティか。こんなものが落ちているし、明らかに発情した様子の身体の火照りと言い、オナニーしていたのは明白だな。それに電マに部屋に入った時の不自然な動きはオナニーの証拠隠滅かな。つまり映画じゃなくて、AVかエロ動画を見ていたというわけだ。それなら、あのDVDプレイヤーの中身を梨乃に再生させれば面白くなりそうだな…)」
そして私の一挙動にドキドキと見ていた梨乃に声を掛ける。
「高梨、飲酒はしていなかったようだが見ていた映画のDVDが無いようだね?先生に嘘をついてないならさっきまで何を見ていたのか、こちらに来て教えてくれないか?もしかして、そこのDVDプレイヤーの中にあるのかな?それとも動画再生するタイプで保存してあるのかな?良ければ先生に見せて欲しいな」
あえてまだ、マッサージ器や見つけたパンティには触れないで質問していく。
ゆっくりと追い詰めるように尋ねながら、さきほどまでオナニーに耽っていたであろうソファの方から手招きして、梨乃が手に持つブラジャーを隠す間もなく、こちらに来て教えるように言った。