(凄い見られてる…)

1歩近付いてきた相手が谷間に向ける視線にドキドキと鼓動が早くなるのを感じながらも胸が零れそうになっている事に気づいていない振りをし。

｢えぇ、親戚から大量に送られてきたらしくて…1人で食べきれない位送ってきてて…あ、すみません｣

少しでも見てもらえる時間を引き延ばそうとビニールから手を離さずにいたが、相手からの問いかけにビニールから手を離すも腕で胸を寄せるように前で指を組むようにし。

｢先輩だったんですね。私は文学部なんです。よろしくお願いします｣

軽くお辞儀をすると服の上からでもプルンと胸が震え。次いだ言葉を聞くと少し考えるような間を置いてから1度頷き。

｢私で良ければ。味は良いので食べて貰いたいですし…｣

(せっかくのお誘いだし…もうちょっと楽しんじゃお)

ブログ越しでは感じられない直接の視線に興奮しながら他意はないと言った笑みを浮かべ

（おいおい、リンゴの渡し方…なんだよ。そんな胸を挟んで両腕で…見て欲しいの？谷間が…突き出て乳輪が見えそうだぞ）
「リンゴ好きですよ。こんなたくさん貰っていいの？」
両腕を胸に挟んで突き出したリンゴを受け取るが、更に俺は前に出て上からニットワンピの谷間を覗き込む。

「うん、3年　雪菜さんは今年1年だよね。学部は？俺は経済だけど」
互いにビニール袋を持ったままで、雪菜も手を離さないのでニットワンピから溢れてる胸をジーッと見てしまい、ズボンの前も膨らんでくる。

「時間があるならリンゴ食べたいけど皮を剥いてもらえるかな？俺、包丁が使えないから…」

（腰から尻もピッタリして身体の線がわかるじゃないかよ。彼氏いてやってるのかなぁ）

遅くなってごめんなさい！
藤澤さん、良ければお相手して下さいー。
雅弘さん、すみませんっ。また機会があったらよろしくお願いしますー。


｢お嫌いじゃなければ良いんですが…｣

向けられる視線に気付かない振りをしながら両腕で胸を寄せるようにビニール袋を持ち上げると、胸が服の切れ込みを押し広げて巨乳を強調し。

(見られてる…けど、この調子だと多分私のブログの事は知らない、よね…。どうしようかな…)

相手の様子にホッとしたような残念なような気持ちになると同時に、もう少し見て欲しいという気持ちが湧き上がり。

｢そういえば、藤澤さんって大学生ですか？｣

多少の誤差はあるが同じ位の時間に帰ってきている相手に首を傾げ。

20歳　大学生　真面目な雰囲気だが、雪菜が引っ越しをしてきたときから気になり、夜雪菜が居るときは壁に耳を当てたりベランダから部屋を覗いていた。
ブログのことは知らず、処女なら彼氏はナシで…

「あっ、こんにちは。リンゴですか。ありがとう…」

玄関にリンゴの入った袋を持って立っている雪菜を見下ろすようにニットワンピの胸元をチラチラと見てしまう。
（白のニットワンピでそんなに胸が開いてたら黒のブラって丸わかりじゃないかよ…デカいし生乳が…）

こんにちは
独身の見た目やさしそうなアラサーサラリーマン

見た目と裏腹に異性関係は盛んで経験豊富
そんなこと知らずにちょっとした刺激ほしさでやってきた雪菜さんをやさしい口調で

「わざわざありがとうございます
頂いてばかりじゃ申し訳ないのでお茶くらいしかお出しできませんがよければおはいりください」

と、下心なさそうにさそいます