2024/11/22 22:43:08
(VruX/Z4J)
「はい、早乙女様にお声掛けさせていただいています。よろしいでしょうか?…」
心ここにあらずといった様に、上の空な表情で柿原の呼びかけに気付く貴方。
そんな違和感ある状況にも異様に冷静に対処する看護師女性。
キョトンとした様でありながら、どこかジッと貴方自身を見つめようとするかの様な真っすぐな目…
「? 何かございましたか?失礼がございましたでしょうか?…申し訳ありません。」
こんなに…
会話の流れとしては理解しがたく、明らかに不自然な言葉。
それを聞いた柿原は咄嗟に言葉が出る。
それは不自然な貴方を否定するものではなく、寧ろフォロー、下手に出る程に丁寧なもの…
医院の教育の強さを感じさせる。
確かに、柿原の見た目は実年齢よりも幼く見える…
肌理、透き通る肌、知的で冷静ながら、どこか純朴さある人柄…
まるで…16歳の様な青さが漂っている…
「…早乙女様。伺っております。こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします…」
動揺した様な貴方のぎこちない自己紹介。
それを聞いた柿原はニコッと笑みを浮かべ、深く頭を下げて挨拶をする。
この医院のコンセプトは…所謂、フェラチオ…
行きつく先は…精飲…
それに対する対応とは思えない冷静で、律儀な看護師の態度。
これは…現実社会なのか?
そう思える程にどこか非現実的な状況が貴方の眼前に広がる…
「では…さっそくですが、治療を行う部屋にご案内いたします。
どうぞ、私の後を付いて、お歩きになってください…」
柿原はスッと立ち上がると、貴方を横目に見ながら、ゆっくりと前方を歩き出した。
タッ… タッ… タッ…
人気のない廊下。
柿原の靴が床と接触する音だけが響いている…
タッ…
「お待たせいたしました。
こちらが早乙女様のルームになります。
どうぞ…」
カチャ…
柿原はドアノブをゆっくりと開く…
その先には真っ白の光景が広がっていく…
ホワイトルーム…
前面真っ白…
その中心には柔らかそうな黒いソファーが一台佇む。
「どうぞ…お掛けになってください…」
【ご配慮戴きながらお返事いただき、ありがとうございます。
思慮深く、お優しい人柄を勝手ながら感じました。
外見は割と、ごく普通な感じがイメージです。
中肉中背。
主観ですが、なんとなく雰囲気をご理解いただいている…といった感じです。
マニアックな内容かと思うので、応募者の方の理解に対しては求めていませんし、話し合いながら良いものにしていけたらと思っている次第です。
どちらかというと精神的な部分が大切になる世界観かもしれません。】